南区の県議選 [2014年4月17日14:50更新]

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定数4の福岡市南区を選挙区とする4年前の県議会選挙では、立候補者数が議席数と同数で、無投票となり選挙は行われず、自民2、民主1、公明1で議席を分けあった。

来年春の統一地方選挙を目標に、各党の県会議員は公認申請を行っているが、南区選出の民主党現職議員は副議長を経験しているにも関わらず、1次公認どころか、2次でも未だに公認もされていない状態で、有権者の話題になり始めた。

民主党福岡県連関係者に取材すると、前回の統一選挙で父親が南区で県会議員に立候補したのだが、実子は博多区から市議会議員に立候補、その際の公認選定トラブルが尾を引いているようだ。

父親の県議会議員は南区桧原地区に、独特の強固な地盤を持っており、前回落選した実子は、今回これに便乗して再び市議会議員に出馬する模様で、この件が問題になり、公認の遅れになっているようだ。

民主党福岡県連は別の候補者を擁立するとの噂も聞かれ、南区選出の県議を持たない共産党も、水面下で人選が進んでいる情報も聞く。

こうしたことから、今回も無風区ではと言われていた南区で、定数4議席に対して6人が立候補する可能性があり、一変して激選挙区となる可能性が出てきた。