福祉施設のトラブル [2014年5月28日14:23更新]

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社会福祉法人やNPO法人を設立し、社会福祉事業などに従事している団体の代表者は、性善説に立つわけではないが、通常は善人と判断される。

糸島市で社会福祉法人二丈会を運営している小川精一氏は、紳士服の販売からプロパンガス販売に転進、その間に養った人脈を生かして福祉事業への進出を図り、次第に規模も拡大してきた。

公的な補助金が利用できる事業であるため、急速な拡大を疑問視する声もあるが、調査してみると数ヶ所の事業所建設に絡み、設計事務所や建設会社などとトラブルが発生、建設途中で設計事務所や建設会社が変っていた。
トラブルの原因は、小川精一氏の関連会社を伝票が流れるように、工事の工程に入り込ませ、利益を上積みした金額で発注、相応の金額を小川精一氏に還流させるシステムだった。
着工した後に関連会社を流れにはめ込むため、建設会社が異論を唱えると契約を解除、条件を受け入れた別の建設会社へ発注するなど、その方法はかなり悪質、受注すると赤字になるのは必定で、問題のトラブル団体といっていいだろう。