佐賀県の甘い行政処分 [2014年6月8日18:21更新]

タグで検索→ |

最近は社会福祉法人が経営する福祉施設において、不正が行われている話を良く聞くことから、最近は現地の確認を兼ねて、必ず取材を行うように心がけている。

ところで佐賀県は福岡県とは違い、数人の実力者によって福祉業界が、牛耳られているように思われ、新しい施設の許認可においても堂々と罷り通っているようだ。

佐賀県三養基郡の社会福祉法人「野菊の里」が、介護報酬を不正に請求して、1200万円を受給しているのが発覚し、5年間の指定取り消しが発表されていたが、今村一郎理事長の責任問題は不問に付され、お咎め無しの処分のように思える。

監督官庁の上層部に所属するF氏が、何らかの働きを行ったと関係者の間で囁かれており、人の口に戸は立てられないとは、良く言ったものである。

しかし世の中は良く出来ており、今村一郎氏が理事長に就任している他の施設で、今度は労働基準監督署が監査に入った情報が入ってきた。

今度も誰かが手を廻し、トカゲの尻尾切りで済ませようと画策している噂があり、関係者の間で話題になり始めている。

管理能力が無い人間が就いたポストの周りには、必ず甘い汁を吸っている人がいるもので、それが悪の温床になるのは時間の問題と言えるだろう。

佐賀の県民性がそうさせたのであれば、早急に改善しなければならない。