続報~パクリ屋・浜商 [2014年6月20日13:23更新]

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昨年秋に会社を買収して社名を「浜商」に変更、事業目的も建材販売から鮮魚や食肉などの食品事業へ衣替えし、所在地も食品会社が集まる築地に移転、パクリ屋としての準備は着々と進められていった。

そして最後は必須のアイテムであるホームページを作成、代表者には実態の無い人物を仕立て上げて会社の体裁を整え、幹部数人で地方行脚を開始した。

最初は小さな取引と現金決済を繰り返し、相手を信用させてから次第に大きな取引に入り、短期間で数千万円の取引に移行していく様子は、見事なパクリ屋の手口であった。

そして支払期日が近づくたびに、代表は金策を理由に所在不明となり、頃合いを見計らった幹部社員は弁護士事務所を訪問、法的手続きを依頼する段取りは、すべて脚本通り。

法的手続きを依頼された弁護士は、意味不明の文章を債権者に送付、追伸として第三者の立場で書いたと称する、馬鹿丁寧な脅しの文章で、代金は回収出来ないよ、と通知してくる有様。

パクリ屋と弁護士が結託する時代で、弁護士が裏でシナリオを書いている可能性も考えられ、弁護士のプライドは何処かに置き去られているようで、実に情けない話である。

福岡でも、テレビに出演しているが、裏では詐欺師の顧問を引き受けている弁護士もいるから、よく見極めないと騙される危険性は大で、自分で自分を守る時代になって来た。

関東関西方面から、暴力団の企業舎弟やフロント企業が、福岡のIT企業をM&Aするため、乗り込んできている。