福岡市長選挙 [2014年8月4日11:39更新]

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~選挙を左右しかねない噂?~

11月2日告示、16日投開票日の福岡市長選挙は、水面下の域を出ない噂話だけは花盛りだが、現職の高島宗一郎市長も正式な立候補会見をせず、ましてや対立候補として誰も手を挙げない不思議な現象が続いている。

我慢出来なかったのか地元新聞も、8月1日朝刊で現況を報告していたが、福岡市議会の最大会派である自民党福岡市議団も、内部は市長、反市長派と二派に分かれて、拮抗していると言って良いだろう。

それでも8月11日には、候補選定に関する会合を予定しており、先日の安倍総理の来福を考慮して、高島宗一郎市長支持派の強引な立候補表明が予想されている。

過去に何度も記述したことだが、前回の市長選挙で高島総一郎氏を推薦し、見事に当選させた2人の自民党ベテラン市議は、その後の市議会議員選挙には立候補せず引退した経緯がある。

今回も市長を支持している9人の市議会議員の中で、当選回数の多い中央区選出の2人のベテラン市議は、既に次の選挙には出馬せず、引退するとの情報が関係者の間に流れ出している。

1人は引退表明後に後継者を指名、もう1人は肝臓が悪く医師からも引退を勧告されており、次回の選挙には出ないだろう。

しかし仮に自民党福岡市議団の意見が一本化され、現職の高島宗一郎市長が出馬表明することになれば、次の市長選挙を左右しかねない情報が流れ出し、対立候補が有利になるとの噂が、情報通の間で密かに流れているのも怖い。