福岡は自民、民主候補が勝利 与党は参院過半数割れ [2010年7月12日10:11更新]

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第22回参院選は11日投開票が行われ、福岡選挙区は自民新人の大家敏志氏、民主現職の大久保勉氏が当選した。 

みんなの党新人の佐藤正夫氏は国政選挙初挑戦ながら29万票近くを集め、民主・社民推薦の堤要氏を上回る健闘を見せた。

自民を離党し国民新党から出馬した現職の吉村剛太郎氏は6位に沈んだ。

全国合計では、民主の獲得議席は44にとどまり、一方の自民は51に伸ばした。この結果、与党は参院過半数を割り込んだ。



 

前回(04年)トップ当選を果たした大久保氏は、菅直人総理の消費税発言などもあって大きく票を減らした。知名度不足や業界団体の自民離れから苦戦が予想された大家氏は、公明との選挙協力もあって大久保氏を逆転した。

九州の他選挙区でも民主は苦戦。大分と合わせて2議席しか確保できず、逆に自民は6議席と圧勝した。