総選挙・福岡2区 [2014年11月22日18:16更新]

~福岡県11区の中で一番激しい選挙区~

安倍総理が自分の失政を隠すため断行した、解散総選挙に衆議院議員は慌て驚き、国民は猫の手も借りたい稼ぎ時の師走に選挙が降りかかり、怒り心頭で爆発寸前だ。

前回の総選挙で福岡県第2区は、福岡県議会議員出身の鬼木誠氏が10万5,493票を獲得、6万8,359票の稲富修二氏を大きく離して見事当選したものの、今回は4万2,731票の得票で第3位だった、頭山晋太郎氏が出馬しない公算が濃厚と言われている。

そして前回同様、共産党の倉元達朗氏が加わり、3氏で議席を争う三つ巴の戦いとなるが、福岡県内11区の選挙区中、一番激しい選挙が行われるだろうと、関係者の間では話題になっている。

選挙通の間では、1回目は勝てても、2回目の選挙は難しいと言われており、特に鬼木誠氏は県議時代から落選を知らず、順調に今日まで来ているだけに、今回の選挙は正念場になるだろう。

一方で民主党の稲富修二候補は、若いだけに捲土重来を期して、この2年間地道な活動を続けて今日に至っており、一番手強い候補と言われている。

特に地盤である中央区、南区、城南区では、民主党の県議や市議を育てて掌握しているだけに、手足となる地方議員が一致団結すれば、自民党議員よりも活発な運動をする可能性が高く、油断すれば選挙の怖さを思い知らされることになるだろう。