小郡市長選挙 ~ 現職敗れる

現職の平安正知候補と、新人のかじ良光候補が激しい一騎打ちを繰り広げた小郡市長選挙は、かじ良光氏が1万3355表を獲得、新しい市長に選ばれた。

世論調査では、かじ良光氏が1ヶ月前までは数ポイントリードしていたが、平安正知候補の陣営は、福岡6区補選同様の戦術で、小郡市周辺の代議士や県会議員の秘書たちを大量に動員した上に組織の締め付けを図り、かなりのところまで追い上げたのは事実だったようだ。

投票日前日の22日に開催された自民党福岡県連年次大会で、関係者は精一杯動いたという自己満足に浸り、誰もが現職の当選を信じて疑わなかったという。

しかし新人の選挙事務所では、日を追うごとに迫ってくる現職の勢いを肌で感じ、最後まで全員が気を緩めず活動した結果、386票の僅差になったようだ。

自民党福岡県連の年次大会が選挙の明暗を分けたといっていいだろう。


 

公務を欠席? ~ ある県議の噂

今から10年ほど前に閉校していた、嘉麻市の県立嘉穂工業高校跡地に、福岡県消防学校が福津市から移転、4月10日に新校舎完成式典が行なわれた。

式典には小川洋福岡県知事が出席、空港防災等社会基盤委員会委員長である、小郡市選出の井上忠敏県議会議員も、当然ながら役職上、テープカットのメンバーであるため、出席を依頼した関係者は席も用意していたが、空席のまま、式典は終わった。

どうやら井上県会議員は、地元の市長選挙の応援で忙しかったのだろうと、出席した県会議員の間ではもっぱらの話題になっていたようだ。

小郡市の現職市長を応援している井上県議は、新人のかじ良光候補が当選すると、次の統一選挙では新人の県議会議員候補が立候補するとの噂があり、非常に微妙な立場に立たされているだけに、公務も欠席したのだろうというのが話題の正体だ。

小郡市長選挙~4月23日投票日

小郡市長選挙は投票日まであと4日。

現職の小郡市長は、昨年行なわれた福岡6区衆議院補欠選挙で、落選した候補者を支援していた経緯がある。

一方の新人、かじ良光候補は、当選した鳩山二郎氏を応援し、自らも草の根運動の一員として活動してきたこともあり、今回の選挙でもこまめに顔を出しており、若干優位のようだ。

現職の選挙事務所には、北九州市を地盤とする県会議員を筆頭に多数が詰めかけ、従来通りの上意下達の命令口調で選挙戦を繰り広げているが、末端の運動員には浸透していないようだ。

動員をかけ集められた運動員からは不平不満の声が漏れている有様で、昨年大敗した補欠選挙の反省もせず、同じ過ちを繰り返しているようでは、選挙に勝つことは難しいだろう。

かじ良光候補出陣式~小郡市長選挙

4月23日の小郡市長選挙投開票日に向けて、新人のかじ良光候補の出陣式が、昨日の16日に生涯学習センターの広場で10時から開かれた。

朝から好天に恵まれた会場には1000人を超える支持者が集まり、現職候補が過去12年間、これと言った実績を残さなかったことに対して、市民からの不満が高まっていることを証明するような大会となった。

式は、各地区の代表者紹介に続いて、後援会長や市議会議長から支持が呼びかけられ、そしてかじ候補が立候補したきっかけと小郡市の将来像を熱く語りかけた。

支持者はかじ候補の話に聞き入り、かじ候補に将来の街づくりを託した出陣式であった。

小郡市長選挙~かじ良光氏決起大会

西鉄大牟田線沿いの小郡市は、4月23日投開票の市長選挙に向け、既に熱い戦いが始まっている。

立候補が予定されているかじ良光氏の決起大会が、先日の3月26日(日)15時から、前武雄市長樋渡啓祐氏を迎えて開催、雨の中での開催となったが、参加者は1300人を数えた。

後援会関係者によれば、「雨の中、また年度末の中、集まっていただいたたくさんの応援者の方々の熱意を感じました」とのことで、4月23日に向けて一層の手ごたえを感じたようだ。

今回の市長選挙立候補予定者については、現時点で甲乙付けがたいという評があることから、かじ良光後援会では地元住民への丁寧な取り組みを、今後も続けていく考えだ。

小郡市長選挙

福岡県南部に位置する小郡市は、西鉄大牟田線の沿線都市として、利便性を生かした開発が進み、新しく住宅を購入した若い世代の人口も増え、旧住民と新住民が混在する新タイプの都市に生まれ変わりつつあるようだ。

現職市長57歳、対立する新人候補52歳で、年齢的に大きな差はないが、現職のほうが支持する政党や推薦団体も多く、現時点では五分五分の声を聞く。

しかし平安市長は現職の強みを生かして、組織に依存した選挙運動で、上から目線の運動では組織が硬直化し、今後の伸びには欠けるように思える。

それに比べると、新人のかじ良光氏は、金はないが若さと時間をもっており、一人の住民の声を聞いては、新しい政策を発表する姿勢が住民の共鳴を呼び、次第に大きな力になっていっているのが、有権者に次第に浸透しているようだ。