新体育館建設・二度の入札不調

最近は資材の高騰や職人不足があるとは言え、公共工事は事前に設計会社が積算して決めるため、予定価格が公表されている一般競争入札で、辞退者が出ることは通常考えられない。

但し、指名競争入札においては、指名された業者が職人不足などで手が回らない時に、辞退したり予定価格以上の札を入れたりと、不調に終わることは度々あることだ。

福岡市から車で約50分の自治体で、今年1月に新体育館建設の一般競争入札に2社が参加申請をしていたが、その2社とも当日になって辞退し中止となった。

そして2月、工事内容の一部を別発注にして再度入札を公告、新たに1社が参戦、3社が入札に参加予定であったが、入札前日に2社が辞退、参戦した1社だけになったため、再び不調に終わっている。

2度続けての不可解な辞退に、地元では注目が集まっており、その噂は既に県警にも届いている模様だ。

参考見積依頼書 ~ 参考?・なんだ?

先日、地場企業の大将がぼやいていた。
「いままで数十年、役所とは直接取引したことなどなかったんだが、こんなものがファックスで流れてきたんだよ」と1枚の紙を見せてくれた。

角印付きで、ある役所から送られてきた「参考見積依頼書」の冒頭、書いてあったのは、
1. 目的
この参考見積依頼書は、●●●建設事業で予定している工事の積算の参考とするために依頼するものです。
なお、この参考見積依頼書は、工事等の指名をお約束するものではありません。
2. 参考見積書の提出について
以下は省略

「頭に参考などと付いた依頼書なんぞ見たこと無かったし、うちでやれるような量と仕様じゃなかったんで、取引しかねますとファクス入れたら、今朝方電話があって、正式な文書で再度ファックス願えませんでしょうかというじゃないか。なんでって聞いたら、いろいろ言葉を濁していたが、案の定、当て馬だったよ。いくつかの会社から見積を取ったというアリバイを作るために、うちも使われたたようだったな。」

大将は素直な方だから、そこから先は考えなかったのか、また考えたとしても口にしなかったのか不明だが、本来なら入札すべきところを随意契約にして、集めた見積書で装ったということは・・・まさか無いよな・・。



写真出典:朝日新聞デジタル

狙われた国有地~福岡市を巻き込んで一芝居

 全国で最も活気がみなぎっている福岡市だけに、都心部の土地はバブル状態で値が上がり、マンション用地ともなれば誰もが飛びつく状態が続いている。

もともと国家公務員宿舎で集合住宅が建っていた、それも中央区と聞けばデベロッパー垂涎の的で、誰もが飛びつくだろう。

国有地の処分となれば当然入札になるのだが、福岡市が何らかの名目で国に取得を希望すれば入札にならず、下手をするとかなり安い金額で入札するのは比較的容易いと聞いている。

福岡市が飛びつく様な立派な事業計画書を作成し、それに福岡市のトップや市議会議員を巻き込んで、安く手に入れようとたくらんでいる悪徳不動産屋がいるようだ。

最初から不動産屋が表に出れば、纏まる話もまとまらないと、さすがに海千山千の修羅場をくぐりぬけて来た強者だけに、何らかの公益法人を買収し、国から市へ譲渡させて取り上げる算段を、獲らぬタヌキの皮算用で、数名のワルが水面下で動いている。

表向きには福岡市が食指を動かす、観光施設などを建設し営業する予定と聴いているが、計画は必ず成功するとは限らず、早くも失敗することも考えて、裏では既にデベロッパーとの交渉が見られ、最終的には分譲マンション建築に落ち着く計画のようだ。 続きを読む

那珂川町の入札疑惑

福岡市に隣接する緑豊かな那珂川町で、町立小中学校の大規模改修工事の入札が行われた。

太陽光発電を利用した校舎の空調工事で、本来は建築、電気、空調と分離発注されるか、もしくは建築会社が頭となって入札を行うケースが多いのに、今回に限って電気工事会社が頭となり入札する方法が採用されて、入札に参加した電気工事業者も頭を傾げ、業界の話題になっていた。 続きを読む