参院選、国民から擁立?

7月の参議院選福岡選挙区に、国民民主党は予定通り、弁護士の春田久美子氏を擁立する動きが出てきている。

現在、同選挙区は定数3に対し、自民党現職の松山政司氏、公明党新人の下野六太氏、立憲民主党現職の野田国義氏、共産党新人の河野祥子氏、幸福実現党新人の江夏正敏氏が名乗りを上げ、準備を進めてきているが、唯一はっきりしないのが国民民主党だった。

直近のNHK世論調査でも0.7%と国民民主党の支持率が低調な中、独自候補を擁立して野田氏と争っても、勝てる見込みがないというのは衆目の一致するところである。
また、争いが激しくなるほど共倒れとなる可能性も高くなり、現場では反対の声が圧倒的に多い。

国民民主党が春田氏を立ててくれば、困るのは立憲民主党も同じこと、野田氏にとっては命取りになりかねない。

結局のところ、国民民主党は春田氏を駆け引きの材料にして、立憲民主党から3年後の参議院選挙で、国民民主党の現職古賀之士氏への選挙協力の約束を取り付けることができれば、擁立を取りやめると筆者は見ている。



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国政選挙の世論調査~参院選福岡選挙区

今年の初めから永田町に流れていた衆参同時選挙説は、衆議院の先生方を浮き足立たせていたが、4月14日と16日の熊本地震で一挙に吹っ飛び、救援活動が始まった。 ところが関係者の努力によって、九州新幹線や高速道路の復旧も早く、自民党支持率の回復を肌で感じるようになった、5月9日から衆参同日選挙説が再流れ出し、先生方も選挙事務所を真剣に探し始めた情報が次か次に入ってくるようになり、世間一般がにわかに騒々しくなった。 5月15日前後の世論調査によると、参議院の1人区では当初22人程度の当選を予測していたところ、予想を上回る数字が出たようで、衆議院を解散して議席を減らすよりも、当分の間解散せずに、現状を維持する案が盛り返し、解散説を吹き飛ばしたようだ。 ところで参議院選挙福岡選挙区は、比例候補の得票を伸ばすため、小選挙区に候補者を立てる政党もあり、立候補予定者は現在8人。 しかし実際に選挙運動を行なっているのは、自民党大家さとし候補に、民進党古賀ゆきひと候補、公明党高瀬ひろみ候補、そして日本共産党しばた雅子候補の合計4人。 この世論調査で集計された、それぞれの候補の得票率が明記されているが、仮に衆議院を解散せず、参議院選挙だけを行うと、選挙運動のやり方が大きく変わるため、上位4人の順位には変動があり、特に3番手と4番手の当選争いが熾烈となり、思わぬ落とし穴に落ちる候補者が出てくる可能性もある。


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