おせち料理に少し飽きた正月3日、三社参りを済ませた足で今年も焼きそばを食べるのはもちろん、元気を貰いに日田市にある想夫恋本店に出かけた。
数年前にカウンターで食べたのが縁で、可笑しなもので盆正月の帰省客で賑わう忙しい日を選び、定番のシンプルな焼きそばを味わった。
店を切り盛りする社長夫人と息子嫁の絶妙なコンビネーションは相変わらずで、2人の指示のもと、更に自分で考え働く従業員の動きを見ていると、待たされるのが苦にならず楽しいひと時でもあった。
明日が見えない日本において、飲食で独立や多店舗展開などを考えている人は、是非一度、日田市の想夫恋本店に食べに行くと、たくさんの勉強になるのは間違いないだろう。
続きを読む
タグ別アーカイブ: 想夫恋
日田の想夫恋
焼きそば・想夫恋本店
2年ほど前から通い始めた、大分県日田市に本店がある「想夫恋」は、大分県内を始め福岡県や佐賀県などに、かなりの数の店舗を展開しているが、いずこも本店ほどの活気は感じられず、元気を貰いに時々本店へ食べに行く。
訪れた本店ではテーブルではなくカウンター席で、それも真ん中あたりの椅子と椅子の間がやや広い席が良く、待つことは嫌いなのだが、席が空くまで待っているのを見て、性格を知っている女房が笑う。
また店が忙しい昼前後に行くのが最高で、そこからはお客さんのオーダーを厨房に指示する、小柄なメガネをかけた御年の女性の定位置がよく見える。
厨房には焼きそばを作る鉄板が3ヶ所あって、横には6枚の鉄皿を温めるガス台があり、3人の調理人が次から次に焼きそばを作るが、男性たちが順序良く作業出来るよう、指示して行くのを見るのが実に楽しい。
その女性、頃合いを見ては洗い場に行き、今度は女性にあれこれ指示しており、場合によっては自分で洗い場に入ることもあり、小柄ながらその動きは俊敏で、一朝一夕で出来る動きではなく、段取りがいかに大切かを教えてくれる。
聞けば社長夫人との答えであったが、店には「想夫恋」のパンフレットも用意されているが、そんなものを見るよりも遙かに勉強になり、安倍総理にも見せてやりたいものだ。
1億の国民は全て働けと言っているが、カウンター席で焼きそばを食べながら、まだまだ頑張らねばと思うためにも、日田の想夫恋本店に行って、実際に目の前で女性の動きを見れば、年を考えずに頑張ることが出来る。
想夫恋本店
大分県日田市若宮町416-1
TEL: 0973-24-3188
続きを読む