福岡市議会の公明党人事

高島宗一郎市長の公約で夢でもあった、「ロープウエー構想」だが、自民党市議団らの反対を受け、市議会終了後の協議の末に「再議」を申し立てず、市長自らが撤回断念を発表した。

この「ロープウエー構想」において、福岡市議会の第二会派である公明党市議団は、当初計上した検討費5000万円の予算案に対して賛成を表明していたが、同市議団の中でも積極的にリードしたのは、ベテラン6期目で現在は団長を務めている、早良区選出の黒子秀勇樹市議会議員(63歳)と言われている。

同市議団は現在11名の市議会議員で構成されており、4年間副議長を務められた石田正明議員は、今期限りで引退を表明し議会最終日に退任挨拶も行い、実に見事な幕引きだった。

地方議員集団から出発した公明党だが、次第に勢力を拡大して国会議員の誕生に至り、今や政権与党の一角を担うまでに成長し、福岡市議会においても高島宗一郎市長の、与党会派として副議長のポストを確保している。

今回の高島市長が議会提案した「ロープウエー構想」にしても、いち早く団長である黒子秀勇樹議員が、会派内を纏め賛成を表明した功績は高い評価を受けた様で、統一地方選挙の告示前であるが、既に当選が確実視されて、早くも次の副議長の呼び声が高い。

しかし公明党市議団においては、創価学会や先輩議員の意見も尊重されるだけに、思惑通りの人事が行われるのか、関係者の注目が集まっている。



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博多区の石田市議会議員が勇退

福岡市博多区(定数9)の石田正明氏(65)は、現在福岡市議会の副議長の重責を担っているが、今期限りで勇退が決まっている。
5期20年間に亘り市政発展に貢献され、慰労の意味を込めて、大変にご苦労様でしたと申し上げたい。
後任には女性候補が内定しており、近く公認発表がされる予定の様だ。



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公明党福岡市議団

福岡市議会では議員11名を擁して第二会派の地位を確保し、副議長を選出している公明党福岡市議団は、高島宗一郎市長と自民党福岡市議団の軋轢を横目に、次の統一選挙を見据えて早くも動き始めた。

公明党議員は東区2名、博多区2名、中央区1名、南区2名、城南区1名、早良区2名、そして西区1名の布陣だが、各議員の得票数を分析して、候補者を1名増員可能な区を検討しているようだ。

高齢化と少子化が進むわが国において、創価学会も会員数が伸び悩んでいるが、各市議が前回選挙で得た得票数を考えると、学会布陣部がフルに活動すれば複数当選は可能で、第二会派の地位は崩れないだろう。

自民党新福岡

自民党福岡市議団から、中島まさひろ議員、福田まもる議員、飯盛利康議員の3名が会派を離脱し、新しく「自民党新福岡」を結成、会派の代表に飯盛利康議員が就任して記者会見を行い、市議会でも代表質問などを行なっていた。

3議員が会派を離脱した経緯については、三者三様の理由も知っているが、そのうちの2名については、3期目の中堅議員であるにもかかわらず、根回しが余りにもお粗末で、自民党のベテラン議員は後輩議員にこれまで何を教育してきたのか、問いただしたいほどだ。

それにしても、発端ともなった長住中央公園問題について、長住地区の古い住民を訪ねて取材してみると、代表の飯盛利康議員の地元での評判は、決していいものではなかった。

これでは自民党福岡市議団を離脱した、飯盛利康議員の2年後の選挙が心配になってきた。

新村まさる候補

~若者は走る~

 民主党参議院議員の秘書をしていた際に、議員の使いとして会ったことのある新村まさる氏が、師走も押し詰まった先日、来年春の統一選挙に出馬するための挨拶で来社した。

4年前の選挙に実父は民主党公認で、南区の県議会議員選挙に出馬して当選、ベテランだけに福議長にも就いた経験があり、親子二代にわたって政治に関心を持つ、素晴らしい家計と言って良いだろう。

新村まさる氏は前回の市議選では、実父が教員として勤務した経験のある博多区から立候補したものの、それがいかに無謀なことだったか、落選して選挙運動の甘さを痛感したようだ。

その後は友人の協力を得てNPO法人を設立、自ら理事長に就任し子どもたちの将来を考えた活動を行い、地道に支持者を増やしていったようだ。

南区の長丘小学校区に住んでいることから、長丘2丁目に選挙事務所を開設し、同地区を中心に活動の輪を広げる計画で、一人でも多くの人と挨拶を交わすことを目的に、年末から年始にかけて同地区内を歩いて回る活動予定を聞いて、若さの素晴らしさを思い知らされる。

南区にはベテラン議員も多いが、有権者の高齢化も進んでおり、老人は若者に魅力を感じるもので、育てる意味もあって投票する可能性も高いことから、今回の選挙で議員の新旧交代が行われることも考えられる。 続きを読む