変化する葬儀

今年に入ってからも、ほぼ毎月の様に縁ある友人や知人が亡くなられ、訃報が入るたびに通夜や葬儀に駆けつけているが、最近は家族や親族だけで葬儀を内輪で行い、後日ホテルなどでお別れ会や偲ぶ会が行われるケースも増えている。
しかし核家族化が進み、親族も少なくなってきた家族構成では、簡単にすませる葬儀が主流になっているようだ。
ところで故人の遺体は、死後24時間経過しないと火葬できないことから、故人を偲びつつ親しい人たちで、酒などを酌み交わしながら、一夜を明かすのが通夜だと思っていた。
その間は、ろうそくや線香の火を絶やさないのが遺族の務めと、長年にわたって思っていた。
ところが、昨今は葬儀社のサービスが行き届いており、遺族は翌日の葬儀に備えて自宅に帰り、休息することを勧める話も聞くから驚く。
また一方では、葬儀を極端に簡素化した「直葬」、つまり遺体は病院から冷蔵設備のあるセンターに直接運び保管、時間になったら火葬場に運んでくれるシステムも、数年前に開発されて営業している。
高齢者は生活圏が小さくなる一方だけに、以前のような葬儀スタイルではなく、直葬形式が増えていくだろう。


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