JR九州「或る列車」運行開始~「鉄道デザインの心」発刊

大分~日田の間で、8月8日から運航が開始されたJR九州の“或る列車”、別名“黄金の馬車”をデザインしたのは、豪華寝台列車“ななつ星”で名をはせた水戸岡鋭治氏。
その水戸岡鋭治氏が、日経BP社より「鉄道デザインの心 世にないものをつくる闘い」を発刊した。
書泉グレンデで7月28日に開催された発売記念トークの様子も、YouTubeで公開されている。

◆概要
タイトル:鉄道デザインの心 世にないものをつくる闘い
著者:水戸岡鋭治
定価:2000円(税別)
発行:日経BP社

 

続きを読む

福岡の有名鮨店~身売?

 福岡市は博多湾に面して姪浜や伊崎などの漁師町があり、その先は魚種が豊富な玄界灘に繋がり、昔から新鮮な魚介類に恵まれ、料理方法も発達して有名店も育ってきた。
「ロイヤル花の木」出身で、オーナーシェフのY氏は春吉から桜坂に店を移し一世を風靡したが、拡大策が裏目に出たようで、いつの間にか東京から進出してきた、結婚式場の料理監修に名前が連なっていたため、なぜと思っていたら、店を売却し自己破産していたのが判明した。
その後免責が決定し新しいスポンサーが見つかったのか、中央区春吉で再び、「メゾンドヨシダ・春吉」を開店、まだまだお盛んに人生を謳歌されているようだ。
洋と和の違いはあるが、福岡の有名鮨店が今注目を集めている。オーナーは有名老舗鮨店の出身で、博多駅近くの店舗で評判を呼び、大手ゼネコンに発注して渡辺通りに自前のビルを建て、「鮨と日本料理のやま中」へと進化させた。
「やま中」は、JR九州自慢の「ななつ星in九州」がテレビで放映される度に、和食を提供する高級老舗店として取り上げられ、全国にその名を知られるようになり、これで福岡を代表する料理店として確固たる地盤を築いたかにも見えた。
しかし現在地の店舗を新築した時から、資金調達にいろいろな噂が付きまとい、不動産に不明朗な担保が設定されて話題になったこともある。
こうした噂が影響したのかどうかは不明だが、JR九州が今年の初めに「やま中」を買収したとの情報が流れ、従業員や屋号はそのままだが、既に経営の実態は山中拓男氏からJR九州に移ったと言われている。 続きを読む