「薬袋」~さて読み方は?

 戦国時代に甲斐国の武将である武田信玄が、狩りの途中で薬を入れていた革袋を落とし、それを拾った農民が信玄の陣屋に届け出た。

戦時下の武将が持病を患っていることを、敵に知られたくない部下の一人が届け出た農民を切り殺すことを進言したが、信玄は確認してからでも遅くはないとして、農民に革袋を見せて中身を確認したところ、「みない」と答えたところから、安心した信玄が「薬袋」=「みない」という苗字と褒賞を与え、現在でもこの姓は代々続いており、子孫の1人はテレビ局に勤務しているようだ。

戦国時代から大将の健康は極秘事項で、最近は個人情報保護法や守秘義務と言うもので縛られているものの、安倍総理の主治医が交代したことを週刊誌が報じ話題になっている。

安倍総理は外交を重視して、過去の総理に比べると外遊の回数は非常に多く、主治医を同行して飛行機の中やホテルで治療している情報を過去に聞いたことがある。

前任の主治医に不手際があったのかどうか不明だが、今回の主治医はガンの専門医との情報もあり、過去には病気の悪化で総理の椅子を投げ出した経緯もあることから、滋賀、沖縄、佐賀県知事選で3連敗したことが、プライドの高い安倍総理に取っては大きなショックだっただろうことが想像でき、これにより病気が悪化したとも考えられ、いずれにしても関心は高まってくることだろう。 続きを読む