コロナの影響

全ての都道府県が非常事態宣言の対象となり、外出や県を跨いでの移動が制限される中、百貨店などは営業を自粛している。

当然ながら空港や駅、港などには人影も無く、本来であれば観光客に人気のある特産品などの土産品を買う人もおらず、また企業の手土産等に利用されていた、有名菓子店の商品も売れず、売り場は閑散とした状態が続き、製造をストップした店も出始めた。

福岡を代表する「辛子明太子」や「高級和菓子」などは、売上が大幅に減少しているが、地元スーパー等で販売している、家庭用の手頃な商品は利幅が少ないが飛ぶように売れている。

コロナの影響で大半の結婚式は延期を余儀なくされる中、延期する事が出来ない葬儀に関しても、家族葬や直葬など縮小して執り行われているのが現状となっている。

また飲食店でアルバイトをしている大学生なども、多くはシフトから外され収入が激減、親に頼れる学生は良いが、そうでない学生においては休学などを申請した話も聞く。

コロナ感染拡大による影響は、ありとあらゆる業界に及んでおり、政府の緊急事態宣言による自粛要請が5月末どころか、6月、7月まで継続となれば、飲食店の閉店や企業倒産が急増し、未曾有の事態になる可能性もあるだろう。



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スーパーと差がなくなるドラッグストア

当初薬の販売が主であったドラッグストアも近年は生活用品から食品・酒類まで販売、スーパー顔負けの品揃えを誇るようになった。

生鮮3品の中で、「野菜」「肉類」を扱うドラッグストアは増えているが、鮮度が大事で設備や調理人が必要な「魚介類」を取り扱う企業はこれまでなかった。

しかし、ある大手ドラッグストアが新たに魚介類に挑戦する準備を密かにしているとの情報がある。

まずはテストケースとして数店舗の改装を行ない、魚介類販売を行う予定らしいが、軌道に乗れば握り寿司の販売に広げる可能性もある。

こうなれば完全にスーパーマーケットとの差が無くなり、これまで以上に販売競争が激化するだろう。