養々麺

博多は古くから海外との交易が盛んだったこともあり、うどんや蕎麦の伝来の地として石碑も存在するほどで、祇園山笠も近くなり、ソーメンが食べたくなる季節になった。
ソーメンは夏に冷やして食べるのが一般的で、たまに寒い時期にニューメンとして食べる家庭料理と思っていたが、最近はうどんの様に温かくして食べさせるところも現れ、中には赤坂の「七山」の様に、「豚しゃぶしゃぶ」の〆にソーメンを入れる店も出てきたほどで、ソーメンの食べ方もバラエティに富んでき始めた。
また中洲でもソーメンを食べさせる居酒屋も出来て、気軽に食べる機会が増えて喜んでいたら、家庭でお湯をかけるだけで簡単に食べられる、インスタントのソーメンが開発されたようだ。

この商品「養々麺」は、もともと長崎県の島原半島で、きのこの栽培をしていた「雲仙きのこ本舗」が、全国的にも有名な「島原手延べ素麺」のソーメンと組み合わせた、新商品として開発し販売を始めたもので、福岡では唯一、渡辺通り2丁目電気ビルの裏にある、直営店の「雲か山か」で販売しており、注文すれば店内で食べることも出来る。
手軽で美味しく、一度食べると、また食べたくなるのが「養々麺」である。


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