「サークルKサンクス」グループ~形作りか

今年3月10日、ファミリーマートと対等の精神に則り経営統合に向け協議を開始すると発表した、サークルKサンクスを傘下に収めるユニーグループ・ホールディングス(愛知県稲沢市)。
スーパー事業のユニーで実施した92億2200万円を含み、グループ全体で174億6800万円もの減損損失を計上したこともあり、平成27年2月期業績を下方修正した。
これで4月6日前場9時半過ぎの株価は662円・前日比13円安。
実質的にファミリーマートに吸収される終局に向けて、財務面を身繕いする形作りが始まったようだ。

                                      営業収益         経常利益         当期利益
前回発表予想   1兆0,225億円      215億円        54億円
今回発表予想   1兆0,189億円      204億円       ▲24億円
増減額                     △36億円     △11億円         △7億円
前期実績      1兆0,321億円      250億円           74億円

次に注目が集まるのは「ポプラ」の動きだろう。 続きを読む

ファミリーマート八王子旭町店~突如半額セール!~なぜ?

数年前、福岡市西区のヤマサキデイリーストア福岡野方3丁目店が、全商品の割引セールを突如開始、1日か2日で終わったものの、値段を元に戻した数日後に、今度は半額セールを始めたことがあった。
このときはタバコ類も半額で販売されたため、近隣の住民だけでなく、遠方からも車で多くの人が集まり、近くの交番から警察官が様子を見に訪れた。
当然だが、翌日には店を閉め、現在は歯科医院になっている。
コンビニ上部組織とトラブルが発生、よほど腹に据えかねたのだろうなと深く同情したのだが、今度は東京で似たような事件が発生しているようだ。
ファミリーマート八王子旭町店が、1月13日の30%値引販売に続いて、翌14日には半額セールを16日の昨日まで行っていたようだ。
商品が補てんされたのかどうかは別にして、張り紙によれば、切手やハガキ、QUOカードなどのカード類、指定のゴミ袋、そしてタバコ類は定価で販売されたようだが、このコンビニのオーナーも怒り心頭に達したことがあったのだろう。
弁当の廃棄などでは、オーナーとFC親玉のどっちが損害を被るかで問題になっているようだが、その他にもオーナー側にモロモロの負担を押し付けるケースが多々あるのだろうと思う。
いずれにしても、このオーナーが今後、セブンイレブンやローソンはもちろんその他のブランドでも、コンビニ経営を続けることはないだろう。 続きを読む