他人の家庭を壊した「平和大使」市議

福岡都市圏の世界遺産を擁する市に、生命保険の営業で 重大なコンプライアンス違反を犯した市議がいる。

裁判記録によると、外資系のA生命保険会社の営業をしていた市議Fは 令和元年8月頃、旧知のMさんに資産運用の生命保険契約を提案、1000万円を預ければ 20年後に1700万円に返戻されると説明し加入させた。
この他にもFは、Mさんに複数の友人を 保険の顧客として紹介させている。

しかし、令和2年6月頃、MさんがA社に確認したところ、虚偽の説明だったことが判り、A社が調査した結果F本人もそれを認めるに至った。
全ての保険契約が無効とされ Mさんには1000万円が返金されたが、こうしたことが原因で夫婦関係は壊れてしまったという。

その後、Mさんの夫がFに慰謝料を求めて提訴、裁判所は事実関係を認め Fに約100万円の支払いを命じている。
議員にあるまじき行為は市議会の知るところとなり、辞職相当と主張する市議もいたがF本人は開き直り居座っている。

Fのプロフィールには 「国連UPF任命機関メンバー/平和大使」と記載があり、マスコミが注目している団体の関係者の様だ。
そのことに興味はないが、平和大使協議会のウェブサイトには、「家庭を基盤として地域社会・国づくり運動」と方針が明記されており、平和大使が他人の家庭を壊すとは 何ともお粗末な話、支援者の方はご存知だろうか。

Fの公式ウェブサイトのプロフィール

厳島神社

広島県四日市市宮島町にある、平清盛公が寄進した厳島神社を訪れてみた。
偶然にも今年は平清盛公が生誕して900年という節目の年で、一年を通して、色んな催しが開かれている。
観光客の大半が訪日外国人で、至る所から様々な国の言語が飛び交い、日本に居ることを忘れる様だった。
昨年、厳島神社を訪れた観光客数は479万人で、今までの最高を記録したとの事だが、島内には土産店や食堂、旅館、ホテルが立ち並び、大変な盛況ぶりであった。
源平の合戦で敗れた平家ではあったが、隆盛を極めた貴重な遺産群として、世界遺産登録に恥じない、素晴らしい厳島神社であった。



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