自民党新福岡

自民党福岡市議団から、中島まさひろ議員、福田まもる議員、飯盛利康議員の3名が会派を離脱し、新しく「自民党新福岡」を結成、会派の代表に飯盛利康議員が就任して記者会見を行い、市議会でも代表質問などを行なっていた。

3議員が会派を離脱した経緯については、三者三様の理由も知っているが、そのうちの2名については、3期目の中堅議員であるにもかかわらず、根回しが余りにもお粗末で、自民党のベテラン議員は後輩議員にこれまで何を教育してきたのか、問いただしたいほどだ。

それにしても、発端ともなった長住中央公園問題について、長住地区の古い住民を訪ねて取材してみると、代表の飯盛利康議員の地元での評判は、決していいものではなかった。

これでは自民党福岡市議団を離脱した、飯盛利康議員の2年後の選挙が心配になってきた。

続・中央区の市議選

~7つの議席を11人で争う激戦区~
 福岡市中央区の市議会議員選挙は、定数の7議席を現職5人に加えて新人6人の都合11人で争う構図で、新旧が入り乱れて激しい戦いが行われている。
自民党市議団のベテラン議員稲員大三郎氏と、妹尾俊見氏の現職2人が引退を表明しているが、稲員議員は長男の稲員としお候補が、また妹尾議員はつつみだ寛候補を後継者に指名した。
また前回は副総理麻生太郎氏の応援を得ながら、油断から162票差で次点となった中島まさひろ氏が、捲土重来を期して再挑戦しており、現職議員や新人候補の脅威になっているのも事実だ。
妹尾議員から後継指名を受けながら、立候補したつつみだ寛候補は、親子二代に亘る妹尾議員の地盤が強固なだけに、名前がなかなか浸透せずに苦戦を強いられていたが、3月議会が閉会したのを機に妹尾議員が一緒に回り始めたことで、徐々にではあるが知名度は上がってきている。
中央区は若い女性有権者が多いのも特徴で、治安を重視したワンルームが候補者の泣き所になっており、今回は投票率が40%を割り込むことも懸念されているため、組織票を持たない候補者の中には、投票を呼びかけ浮動票の積み上げを意図している候補者もいる。
既に当選圏に入っている現職が5人で、残る2議席を6人の候補者が争っている。 続きを読む

中島まさひろ候補~自民党推薦

 今年は統一選挙の年で事務所開きが相次いでいるが、前回の福岡市議会議員選挙で次点となり涙をのんだ、中島まさひろ氏は今回も自民党推薦を得て、1月17日多数の支援者とともに事務所開きの神事を執り行った。

中島まさひろ氏は福岡市中央区生まれの中央区育ちで、プロゴルファーの道を進むも、帰福後は㈱トーマイや㈱ジェクトを経営する傍ら、地域に密着した防犯活動や防災対策、教育問題に携わり、警固校区を中心に地道な活動を続け、周囲から認められるに至っている。

中央区の市議会議員の定数は7で、今回は自民党ベテラン議員の稲員大三郎議員と妹尾俊見議員が引退、既に後継者が立候補の準備を進めているが、当選確実な議員は3名のようだ。

現時点では残る4議席を6名の候補者が争うことになり、かなりの激戦が予想される。

4年前の中村まさひろ氏は最後の詰めが甘かったことで、次点となった経緯を反省、今回は気を緩めずに最後まで走り切る覚悟は堅いようで、事務所開きに出席した顔ぶれをみると、確かに層が厚くなっており4年間の努力が認められる。

特にプロゴルファーの顔が消え、腰も低く、頭を下げることを躊躇せず、地元住人の参加者が増えており、前回に比べると強くなっているのが肌で感じられ、今後選挙事務所を訪ねてくる支援者も増えてくるだろう。

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福岡市議選~自民党推薦候補

~福岡県連が2名を推薦~

 今年4月の福岡市議会議員選挙で出馬を予定している、現職の自民党市議は一次公認で、また引退する市議の後継者などは2次公認として、既に自民党福岡県連から発表されていたが、この程東区から立候補する藤野哲司氏(33)と、中央区の中島正裕氏(53)の2人が推薦候補者として発表された。

中央区は議員定数7議席のうち、自民党は2議席を占めているが、ベテラン稲員大三郎議員と妹尾俊見議員がともに引退し、実子と指名を受けた後継者が公認を得ている。

中央区はオートロックのマンションが多く、また若い女性の比率が高く、さらに賃貸のワンルーム住人である有権者の入れ替わりが激しく、知名度を浸透させるのは非常に難しいエリアだ。

朝早くから街角やバス停で、のぼりを立てて辻立ちしている立候補予定者が増えているが、何度か顔を合わせるうちになじみとなり、笑顔で挨拶を交わし、握手するチャンスも生まれてくるだろう。

前回次点で泣いた中島正裕氏は、4年間の地道な活動が認められ投票してもらえれば、例え同情票だったとしても1票に変わりはなく、4月には花開いて実を結んで貰いたいものだ。 続きを読む

中島まさひろ候補

~福岡市議へ再挑戦~

 中島まさひろ氏は前回の統一選挙で、福岡市中央区から市議会議員選挙に自民党推薦で立候補、麻生太郎代議士も応援に駆け付け、終盤になって盛り上がったものの、僅かの票差で落選し次点に終わった。

地元大学を卒業しプロゴルファーになり、脚光を浴びて華やかな道を歩む傍ら、ゴルフに関する自営業を営み、地元地域活動にも率先して参加したことで支援の輪も広がり、前回の福岡市議会議員へ立候補したものだ。

しかしそれまでは陽の当たる道を歩き、挫折を知らずに来たことが姿勢に現れたのか、一部の人からは不評も買ったが、前回の落選で敗者の痛みを知り腰も低くなり大きくなったと、最近はそんな声も聞かれるようになった。

中央区は定数7議席で自民党のベテラン稲員大三郎議員と、妹尾俊見議員が引退を既に表明、それぞれ後継者を指名している。

当然その他の現職議員も立候補を予定しており、この他に新人の立候補も噂されているだけに、中央区はかなりの激戦になる予想だけに、今回は中島まさひろ氏も背水の陣で臨む覚悟だ。

前回の選挙から応援し続けている人達の、変わらぬ後押しが中島まさひろ候補の強味といえるだろう。 続きを読む