餃子の王将・殺人事件~合同捜査本部

「餃子の王将」社長射殺事件が、いよいよ大詰めに来たようで、京都府警、福岡県警の合同捜査本部が設置されるようだ。
福岡県警は北九州市の工藤会壊滅作戦を、他県の応援を得ながら展開しており、同会幹部の逮捕で組員も離脱し組織も小さくなったところから、健在だった福岡市の組織にも捜査に着手した模様。
甘木のセンチュリーゴルフ場に関連した、小さな事件を掘り起こして家宅捜索を行い、「餃子の王将」創業者などとの関係を洗い直し、実行犯との関係から殺人に至った原因を、何とか見出したいとの思惑がくみ取れる。
福岡市で活動している工藤会下部組織の組員と、DNAが一致し氏名も確定されているというものの、その間の経緯が判明せず捜査員も苦労しているようだ。
福岡市の下部組織の組長も、捜査の手が伸びていることを周辺からの聞き取りで察知しており、覚悟を決めて身辺整理をしている情報も聞く。
実行犯については、車両ナンバーを読み取る高速道路のNシステムで、既に本人を確定しているとの情報もあり、京都府警と福岡県警の合同捜査本部を設置する事で、立件出来る端緒が見えたと判断したマスコミも、取材を真剣に取り組み始めたようだ。


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王将社長殺害事件

今や全国チェーン店である「餃子の王将」は、2年前の早朝に当時の社長が射殺され、京都府警も本部を設置し捜査しているが、未だに犯人は逮捕されていない。
怨恨説や暴力団が絡んだ説など、巷の探偵が諸説を打ち上げるものの、確たる証拠も無いところから、外国人プロによるヒットマンの犯行と、迷宮入りの公算が強かった。
福岡県には全国組織である山口組の組織が存在し、また県警が壊滅を目指している北九州の工藤会もあり、地道な捜査が続けられているのは知っていたが、王将の件について県内の暴力団は関係ないと思っていたところ、夏ごろから京都府警の捜査員が福岡を訪れている情報が、たびたび入ってくるようになった。
そして警察庁長官が九州入りした噂も、マスコミから伝わってくるようになり、当初は北九州の工藤会対策で激励に来ているとの情報だったが、京都府警と福岡県警の連携調整を行うための福岡入り、との情報が漏れ聞こえて来るようになった。
最初は筑後地区の暴力団説が流れたが、最近になって注目が集まっているのは、北九州のホテルと朝倉地区のゴルフ場が浮上、どうやら捜査が事件の核心に迫っているようだ。
現場に犯人が捨てたと思われる、煙草の吸殻から検出されたDNAが、暴力団関係者のものと一致した情報も聞かれ、犯人が絞り込まれ特定されたようだ。
今年も残り少なくなったが、来年には福岡市内の警察署に本部が設置され、犯人が逮捕されるのも時間の問題になって来た。


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