宗像市県議会議員選挙

県議会議員定数2議席の宗像市選挙区は、前回無投票で伊豆美沙子議員が宗像市長選挙に出馬し、現職の吉武邦彦氏に加え、新人の井上正文氏が自民党の公認を得て立候補を表明し、更に福岡市の高島宗一郎市長が推薦した、元市長秘書の経験を持つ木村哲晃氏が加わり、福岡市の建設業者を巻き込み、三つ巴の選挙戦を行っている。
しかし、吉武邦彦氏と井上正文氏は、共に福岡県知事選挙は現職小川洋候補の支持を明確に表明した事で、両氏の指示をする市民は、オール宗像を旗印に纏まったようだ。
それに反して、木村哲晃氏を支持してきた支持者の中では、福岡市長高島宗一郎氏が武内和久氏の支持を表明した事で、副総理麻生太郎氏に今では嫌悪感を持っている宗像市民や、秘書時代の悪い噂が宗像市民に浸透し、一部支持者の離反が始まりつつある。
固定票の一票が移動すれば、二票の格差が生じる事になり、賢い宗像市民の動きは、4月7日の投票行動に現れるだろう。

宗像市・県議会議員選挙

4年前の宗像市を選挙区とする福岡県議会議員選挙は、吉武邦彦氏と伊豆美沙子氏が無投票で当選であった。

その後に伊豆美沙子議員が宗像市長選挙に出馬し、見事に当選し市長に就任したが、この選挙区は2人区のため補欠選挙は行われず、現職は緑友会所属の吉武邦彦議員だけである。

宗像市の自民党支部は一本化を目指して調整した結果、元市議会議員の井上正文氏に、自民党福岡県連の公認がスムーズに決定し、地元は大いに盛り上がりを見せている。

そこに突然旧玄海町長の子息である、木村哲晃氏が立候補を表明し選挙運動を始めた事で、静かだった宗像市の統一選挙が騒々しくなってきた。

木村哲晃氏の売りは、現福岡市長である高島宗一郎氏の秘書を8年間務めた事で、選挙パンフレットには高島市長と一緒に写った写真で秘書時代を強調している。

しかし頼みの綱の高島宗一郎市長の動きは何故か止まっており、また麻生副総理とのパイプもあるものの、福岡県知事選挙の絡みで麻生氏自身は露出を極力控えているのが現状、木村哲晃氏の知名度は広まっていない。

木村哲晃氏の応援には宗像市以外の企業が多く、地元有権者にはまだ浸透し切れておらず、厳しい闘いとなっている。



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福岡県議会

4月末に自民党福岡県連の総会が開催され、今年は大きなトラブルも発生せず、何事も無く予定通りに閉会し、関係者も胸をなで下ろしている所だろう。
福岡県議会は定数86議席だが、朝倉の林裕二氏と宗像の伊豆美沙子氏が、市長選挙に立候補する為に辞職したが、選挙区の関係で補欠選挙も無く、現在は在籍議員84名で運営されている。
与党である自民党議員が多数在籍しているので、20数年前から議長の任期は1年で交代しており、現在は福岡市南区選出の樋口明議員が就任しているが、早くも新しい議長の選出の時期を迎えたものの、すでに調整は済んだ模様。
現時点で関係者の間で噂されているのは、大野城市選出で平成17年に初当選、その後当選回数を重ねて4期目の、井上順吾県議会議員と言われている。

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宗像市長選挙

4月22日に投開票が行われる宗像市長選挙は、いずれも無所属新人であるが、自民公明推薦の元県議の伊豆美沙子(59),産業医科大学の名誉教授唐崎裕治氏(69),元市議の岩木久明氏(70)の、3名が立候補して争っている。 続きを読む

福岡県議会議員

福岡県内には福岡市を筆頭に、28市30町2村の地方自治体が存在し、夫々の首長は選挙で選ばれ就任して運営している。
特に福岡県内の首長には、県議会議員を経験した先生方が、就任し活躍しているケースも多く、近く行われる朝倉市の市長選挙には、地元選出の林裕二県議会議員が、地元市議会議員などから推されて、出馬の記者会見を行った。
加えて同様のケースとして、宗像市の市長選挙には現職の伊豆美沙子県議会議員が出馬する意向を表明している。
来年は4年に1度の統一選挙の年で、県議会議員の選挙が行われ、現職の先生方は来年春に向けて選挙運動に突入し、その隙間を縫って新人の候補者も動き出すことになる。



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