福工大、14年連続で志願者増

18歳人口の減少に伴い、地方の私立大学の多くは志願者獲得をめぐって厳しい状況に直面していが、福岡工業大学の2020年度入試の総志願者数は、2月20日現在11,814人となった。2006年以降、全国数多くある大学の中で唯一、福工大は14年間連続で志願者を増やし続けている。

同大学は「就職力」「教育力」「研究力」を武器に、教育・研究・就職の質改善に日々取り組んでおり、教育現場で最高水準の評価を受けている。

2019年に日本経済新聞社が調査した、「採用を増やしたい大学」で全国1位に輝いたが、福工大の卒業生が職場で築き上げた実績が評価されたものだろう



続きを読む

福岡大学 評価が「不適合に」

公益財団法人 大学基準協会(東京都)は、医学部入試で不適切な取り扱いをした福岡大学ほか6大学について、平成25年度~30年度までに「適合」とした評価を「不適合」に変更したと発表した。

同協会は、大学の組織および内容などについて基準を設定し、大学教育の質や入試の公正性などを評価している。

今回、福岡大学が医学部入試において浪人生を不利に扱ったことを認定、「公正な学生の受け入れ」「適切な管理運営」といった評価基準を満たしていないと判断した。

同大学は、これまでも自己点検・評価が定期的にされてきたが、今回指摘された点は問題視されず、結果的に事実と違う報告書を作成していた。

今回の結果を受けて同大学は、必要な改善と適正な大学運営に取り組むと発表しているが、新学長の下、新体制でどこまで体質改善ができるか、関係者は注目している。



続きを読む