労災まで?~新人弁護士の客漁り

先日の土曜日聞いた話。
粗製乱造とまでは言わないものの、司法試験の改定で数多く生まれた新人弁護士が、依頼者を開拓するためハローワークの前で、保険のセールスレディを勧誘するおばちゃんたちに混じって客引きをすると、以前このコーナーで報告したことがある。
求職に訪れた元社員にアピールするのは、「前の職場を止められたんでしょう。未払金や割増賃金の裁判を起しませんか、残業代がとれますよ」というもの。
「士業の双璧、弁護士も地に落ちたものだな」と思っていたが、今回聞いた話が本当なら、一段と情けなくなってきた感がある。
労災がポイントだという。
労災で被害を被った人物に接触し、ケガを負った職場を訴えませんかというもののようだ。
知恵者がいるものだと思う反面、哀れさを感じた。


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