自己検診機能付き電動歯ブラシ「歯っぴ~」 ~ ベンチャーピッチコンテスト優勝!

今後、成長が見込まれる医療機器分野で日本発の医療イノベーションを促進するため、主催、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(岡野栄之理事長)、共催、㈱日本医療機器開発機構(内田毅彦代表)で、11月5日に「医療機器×グローバルシンポジウム」が開催された。

この中で行なわれたベンチャーピッチコンテストで優勝したのが、「自己検診機能付き電動歯ブラシ」の開発チーム「歯っぴ~」(小山昭則代表・九州大学在学)。

この「歯っぴ~」は、電動歯ブラシにマイクロカメラを装着し、着色した歯垢をスマートフォンで視認しながら電動歯ブラシで除去するもの。

ベンチャーピッチコンテストの優勝チームには、共催の日本医療機器開発機構から最大1億円までの事業化費用、もしくは米国シリコンバレーへの派遣プログラム参加のための渡航費が提供される。(どっちを選ぶかは、優勝チームが決める)。

主催の、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパンは、医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能などの、新たなテクノロジーなどあらゆる科学の複合分野であるライフサイエンス領域で、エリアを越えた内外の人的交流技術交流に携わっている。

また共催の、㈱日本医療機器開発機構は、文字通り、日本の医療技術をグローバル展開するアーリーステージに特化したインキュベーター兼ベンチャーキャピタルで、NEDOの「シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」ベンチャーキャピタルとしても認定されている。