出汁の魅力を伝えたい!~和食給食応援団

和食の味の基本は「出汁」、読み仮名は「ダシ」。
代表的な原材料は、鰹節と昆布で、このほかに椎茸や煮干、野菜などもある。

今回、和食応援団が食育授業と給食の体験授業を実施するのは、北九州市立高須小学校(若松区)。
鰹節の専門店として知られる、㈱にんべん(東京・日本橋室町)の高津克幸社長が学校を訪問して、鰹節削り体験などの授業を行う。
そして北九州市生まれ、八幡西区黒埼でミシュランガイド1つ星の「御料理まつ山」を経営する松山相三氏が給食を調理する。

【実施概要】
日時:2月2日(木) 8:50~13:05
会場:北九州市立高須小学校
対象:5年生2クラス、76名
献立:主食・白ご飯
主菜・含め煮
副菜・ほうれん草としめじの和え物
汁物・あさりの佃煮


和食給食応援団~調理実演~西部ガスショールーム「ヒナタ福岡」

農林水産省では、子どもたちが日本の伝統的な食文化である「和食」を理解し、自分の言葉で説明できるようにすることを目指し、学校給食での和食の魅力を伝える、和食給食推進事業を行なっている。
具体的には和食料理人が、全国各地の小中学校を訪問、和食給食を調理して提供したり、栄養教諭や学校栄養職員を対象に調理実演会を実施している。

九州地区での今年度最初のキックオフイベントが、9月6日(火)に開かれる。
第一部は、農林水産省や学校栄養職員、さらに九州各地の和食料理人6名と推進企業パートナー約6社による決意表明式を実施。
第二部では、ミシュラン一つ星「御料理まつ山」の松山相三氏や、ミシュラン二つ星「お料理宮本」の宮本大介氏など6名の料理人が、学校栄養職員40名に、学校給食を想定した調理のコツなどを伝授する。

【イベント概要】
・和食旧称区応援団 九州地区キックオフイベント
日時:9月6日(火) 13:00から17:00
場所:西部ガス ショールームヒナタ福岡 5階
福岡市博多区博多駅東2-7-27
JR博多駅筑紫口より徒歩7分
・調理実演実施料理人
「御料理まつ山」   松山相三氏 福岡
「お料理宮本」    宮本大介氏 大阪
「旗松亭」       上村秀和氏 長崎
「料理屋あるところ」 平河直氏 佐賀
「日本料理とみた」  富田浩介氏 熊本
「泰泉閣」       上船昌幸氏 福岡


写真は、前回行なわれた、久留米での調理実演の様子。
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和食給食応援団~調理実演会in久留米~九州第一弾

和食給食応援団は、農林水産省の「和食給食推進事業」の中から生まれたもので、「和食」の文化を伝えていくことに意欲をもった和食料理人と食品メーカーが共同して平成26年3月に設立され、現在全国で56名の和食料理人と、40社余りの企業が活動に参加している。
昨年4月から今年3月までの1年間で、全国各地52の小中学校を和食料理人が訪問し、各学校の栄養職員と献立の開発や出汁のとり方などの和食授業を行い、和食給食32万食を調理・提供した実績がある。
平成28年度は、全国100ヶ所で学校向け、栄養士向けのイベントを開催する計画で、今回は九州で初めてとなる調理実演会が久留米市金丸小学校で開催される。
実演会では、「魚・豆の調理を工夫した、ごはんに合う和食給食」をテーマに、「旬彩食 雅庖」(久留米市梅満町)オーナー料理人の堤雅彦氏が調理を行い、久留米在住の米生産者「農事組合法人e-FARM」馬場俊充代表の講演もある。

【実施概要】
日時:8月1日(月)11:20~16:45
会場:久留米市立金丸小学校
久留米市原古賀町28-2
対象者:久留米市内小中学校栄養教諭、栄養職員 約50名
献立:「魚・豆の調理を工夫した、ごはんに合う和食給食」
ご飯:白いご飯
主菜:秋鮭の味噌幽庵焼き
副菜:大豆の粉ふき芋
汁物:野菜の旨味椀
デザート:ぶどうのワインゼリー


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