唐人町商店街に靴店オープン

天神のデパートもコロナの影響で、人気の北海道物産展や旨いもの展などが中止に追い込まれている。
某デパートの婦人靴売り場では、1日1足しか売れなかったと嘆く声が伝わってきた時に、女性の友人から靴店オープンの案内状が届いた。
外反母趾に優しい靴が主体、女性だけでなく男性用の靴も取り揃えており、メーカーであるH.P.S.の応援を受けて開業に漕ぎつけたと聞いている。
人口増加が著しい福岡市とは言え、小売店の店頭の売上は右肩下がり、あらゆる業種の小売業が撤退を考えている時だけに心配になり、お祝いを兼ねて唐人町商店街の中にある靴店を訪ねてみた。
コロナウイルスの影響が心配されたが、徳永みどり店長の人柄だろう、次々に女性の客が訪れていた。
当分は自分一人で店を切り盛りして行く覚悟という、ここから商店街が賑やかになることに期待したい。
ホームページ https://arukitakunaru.com/

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唐人町商店街~福を呼ぶ笛

福岡市に限らず、かつては商店街が町のあちこちにあったものだが、いつの間にかスーパーや郊外の大型ショッピングセンターに客足を奪われ次第に廃れ、シャッター街に化したところも多い。

ところが唐人町ではいまでも、特徴ある小さな店が思い思いの商品を並べて商売しているから面白く、それが大きな特徴になっており、商店街西側にある「ギャラリー京」は、格式ばらず買い物ついでに気楽に立ち寄るようなギャラリーで、現在3名の女性がグループ展を開催中だ。

その中の1人が福を呼ぶ「ふく笛」を展示していて、1個買って吹いてみると、たちまち福が飛び込んできたのか、半ば駄目かなとあきらめていた仕事が、何とか契約に持ち込めるようになり、驚くと同時にうれしくなったので、3個買ってきた。

楽しい唐人町商店街

今年に入り月に1度の食事会に参加するため、中央区の唐人町商店街を訪れている。

先日は少し早めに着いたので、一時期住んでいた懐かしさもあってそぞろ歩きしてみると、新しく小さな店が増えており、のぞいて回りながら店主と会話を交わし、楽しく散策することが出来た。
この商店街には八百屋、魚屋、肉屋はもちろんのこと、靴屋もあれば陶器の店もあり、マッサージ店やパソコン教室、普通のパン屋さんだけでなく、全国でも名前の知られた高級食パンの店も営業している。 この高級食パン店のある場所は、確か3年前までレストランを経営する傍ら、近くの大濠公園でランニングしている店主が、健康志向の食事を提供する店だったが、走ることに重点を置いて大濠公園の近くに移転した跡地に店を構えたようだ。
商店街の東側には歴史ある黒門飴もあれば、和菓子や惣菜を作って販売している店もあり、奄美大島の物産を販売している店や、東南アジアの民芸品を現地で買い付け販売している店など、多種多様の店が軒を連ねている。
商店街に隣接して小さなホールもあり、近く落語の会も行われる模様で、ポスターが貼られていたのを思い出す。
雨が降っても濡れないようにアーケードがあり、昔ながらの「ばんこ」と呼ばれる長椅子もあり、無料の休憩所で行き交う買い物客を見ながら、一休みするのもよし。
実にのんびりとした商店街で、小さなたこ焼き屋もあるのが嬉しい唐人町商店街だ。


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