クレーマーHの楽しい食レポ ~ 博多駅「くうてん」・その2

『博多駅ビルの中に、食堂街がいっぱいあるらしいけど、どこの店がおススメ?』

前回は、①家族で食する「四川飯店博多」と ②一人で食べる、ハカタステーション オイスターバー、の場合をご紹介したが、いかがだっただろうか。

さて、今回はさらに異なる、利用シーンでいってみよう。
なお、前の回でもお断りしたように、食には高い嗜好性がある。
だから、本稿とは印象が違ったなどというご意見は一切無用。
また、味が分からぬ食音痴など相手にしないので、念のため(笑)。

 

③ 従業員や部下を連れるには?

これは、【もつなべ笑楽】。
油ギッシュなメニューが並び、そう多くは食せないから必然的に支払いも楽。しかも満足度は高い。環境的に会話の声を張る必要があるが、費用対効果が非常に高い。元祖・本家・本尊・本元など、ルーツアピールに余念のない様々な同業店舗がひしめくのがもつ鍋やラーメン店であるが、もつ鍋ならばここ以上の美味の店は見当たらない。


 

④ 接待で使うには?

議論の余地が無く、【日本料理 加賀屋】に限る。
金沢を代表する旅館の経営する和食店。煮物・焼き物・生もの・飯物それぞれのバランスが良く、起承転結というストーリー性に基づく味と見た目である。
やま中を推す声も多いと思うが、やま中ならば駅東筑紫口のサンローゼ店城戸店長が良い。


前回記事はこちらから。クレーマーHの楽しい食レポ~博多駅「くうてん」・その1

 

クレーマーHの楽しい食レポ ~ 博多駅「くうてん」・その1

『博多駅ビルの中に、食堂街がいっぱいあるらしいけど、どこの店がおススメ?』

そんな声に即答できる頼もしさが、街を知悉しているアピールにもなり、シゴトが出来るというイメージの源泉にもなる。
博多駅ビルの食堂街は、その名を「くうてん」といい、9・10階の2フロアに及ぶ九州唯一の巨大食堂である。
そんな「くうてん」の全店舗を制覇した経験を、3回に分けて素直に書き置くことにしよう。

では早速、それぞれの利用シーンごとにベストワンを公開する。
ただし食には高い嗜好性があり、本稿とは印象が違ったなどというご意見は一切無用。
味が分からぬ食音痴など相手にしないので、念のため(笑)。
だが今回取り上げた店は、諸兄がこれまで根拠もなく一番だと思ってきたあの店よりも、確実に旨いであろうから安心されたい。

まずは、
① 家族で使うには?

中華の【四川飯店博多】(白垣店長)。
言わずと知れた中華の鉄人陳健一の店であるが、非常にリーズナブルなプライスタグのメニューが並び、接客のホスピタリティーが素晴らしい。
お勧めは、蒸し野菜とエビチリ、そして何より麺類は絶品ともいえる。
エビそばや五目そば、これらは並んででも食したい。
チャーハンも説得力ある味であり、冷めても旨いのは白米選びに起因する。
しかしどのメニューにも高い習慣性があるので注意。
なお、看板目メニューの麻婆豆腐は、口腔内が痺れ胃袋が焼けるほど荒れるので自殺志願者以外には積極的にお勧めできない。


つづいて、

②一人で使うには?


【ハカタステーション  オイスターバー】。
つまりは牡蠣専門店。
特に中高年男性は白子不足に陥らぬよう、亜鉛の意識的補給が必要不可欠。
私などは牡蠣の効用で、夜の飛距離で言えばレジェンドであり、今でもK点越えにある。
同店は全国に店舗展開しており、近年上場を果たしたほどの勢い、そして市場から調達した資金で広島に牡蠣養殖場を作り、高い安全性を獲得している。
Hを教えるつもりが教えられている中高年には特に推奨したい。
しかし牡蠣はロシアンルーレットでもあるため、自己責任で食されたい。


クレーマーHの楽しい食レポ~博多駅「くうてん」・その2