土用の丑の日

今年の“土用(どよう)の丑(うし)の日”は7月20日(金)と8月1日(水)であるが、“土用”とは1年を二十四節季に分けた中で使用されている季節の変わり目を表現した四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前18日又は19日間の事で毎年変わる。
“土用の丑の日”は一般的に夏の事を言い、立秋(8月6日~8日)の18日前の期間になる。
“丑の日”とは、十二支の「子、丑、寅、・・・・」の丑を指すが、つまり“土用の丑の日”とは約18日間の“土用”の期間内の“丑の日”の事を言う。
“土用の丑の日”に「ウナギ」を食べる習慣が出来た由来は諸説あるが、一番有力な説は江戸時代中期にエレキテル(静電気発生機)を発明した蘭学者で医者の平賀源内が、「うなぎ屋」から本来、鰻は脂がのった初冬が旬で、鰻が夏場に売れないからとの相談を受け、店先に「本日丑の日 うなぎの日、食べれば夏負けすることはなし」、という看板を立てたら大繫盛し、他の店もマネして広まった、という説が有力視されている。

続きを読む