山本作兵衛

山本作兵衛氏の、炭鉱(やま)を描いた墨絵と水彩画に興味があり、同氏が描いた絵が展示されている、田川市石炭・歴史博物館を訪ねた。
同氏は、明治25年福岡県嘉麻郡笠松村(現飯塚市)鶴三緒で生まれ、昭和59年92歳で亡くなるまでに、描いた総数は1,000点以上と言われ、同館には、その内、炭鉱記録画585点(墨絵306・水彩画279)日記6点、雑記帳や原稿など36点が保管されている。
同氏の絵は独特で、一部には説明文が書かれており、当時の炭鉱の歴史を知る上でも貴重な財産であり、平成23年5月25日には、国内初のユネスコ記憶遺産に登録された。
この他に福岡県立大学(山本家所有分)が記録画(水彩画)4点、日記59点、雑記帳や原稿など7点も保存されている。
この同館に展示されている記念品を見て、同氏の天衣無縫な人柄やどんな人生を歩んで来たのかが、窺い知る事が出来、有意義な約1時間であったが、田川方面に訪れるチャンスがあれば、一度訪れる価値はある様に思える。

住 所  〒825-0002
福岡県田川市大字伊田2734番地
TEL・FAX 0947-44-5745
開館時間 9:30~17;30(入館は17時迄)
休館日  毎週月曜日(当日が休日の場合火曜日)
入館料
大 人   400円(280円)
高校生   100円(70円)土日は高校生以下無料
小中学生  50円(30円)
※( )は団体20人以上の料金



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紅秋書道作品展『心花』~旧英国領事館竣工110周年記念

明治維新以降、大陸への窓口となり、関釜フェリーの発着港でもあった下関は、対岸の門司とともに国際港湾都市として栄えた。
その下関で1906年・明治34年に開設された、旧下関英国領事館が110周年を迎えた記念イベントで、山口県美祢市出身で英国在住の書家、雅号紅秋さんが、「光と繋がる瞬間」と題して、書道作品展『心花』を開催する。

【紅秋書道作品展概要】
・開催日  10月27日(木)~11月6日(日) 火曜日休館
・開催時間 9:00~19:00
・展示場所 附属屋ギャラリー
・入場無料
・同日開催 書道・墨絵ワークショップ(予約制)

【主催】
重要文化財旧下関英国領事館
下関唐戸町4-11
TEL:083-235-1906

詳しくは、
重要文化財旧下関英国領事館を検索、
イベントインフォメーションの、
紅秋書道作品展「心花」開催のお知らせを
ご覧ください。

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