公明党?

福岡市中央区選出の公明党福岡県議会議員大城節子氏が、今期限りで引退を表明し、後継者を模索するも適任者が居らず、非常に残念だが長年に亘って、確保してきた議席を失う事になっている。
地域住民の生活を守る為に、地方議員から出発した公明党は、自民党と連携し政権与党の一角を占め、最近は自民党が暴走する歯止め役として、国民に認知されていたのも事実だ。
公明党議員の出身母体である創価学会は、昭和40年代に急速に拡大した宗教団体で、最小は15所帯前後のグループで構成され、その積み重ねで組織が実に見事に運営されている。
しかし公明党所属の議員は、創価学会運動員への依存度が高く、自ら学会員以外の一般支持者を増やす努力を怠っていたのが、全国公明党の得票減少に影響しており、公明党の議員は自覚し努力することだ。
社会の底辺で努力していたのが報われ、豊かになって初心を忘れている公明党議員よ、独自の路線を走るのを願う。



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激戦が予想される早良区

福岡3区に属する早良選挙区は、北が博多湾に面する百道浜や地行浜から、南は佐賀市や神埼市に接する背振山系の麓まで、福岡市の中でもかなり広い区である。
県議会議員の定数は3議席で、前回の選挙ではトップは自民党の太田満氏で、2位は公明党の新開昌彦氏が続き、3位は参議院選挙にも出馬した古川忠氏で、1位と3位との差は600票で、今回の立憲民主党から出馬する、女性新人が台風の目になっているようだ。
特に公明党は、中央区の大城節子氏が立候補を見合わせ後継者が居ないところから、激戦が予想される早良区に焦点を合わせ、重点地区に指定し総力を投入すると言われている。
前回3位で当選したベテランの古川忠氏は、激戦を予想して地元修猷館高校の卒業生や、名門早稲田大学OBなどへの働きを強め、人脈の掘り起こしを水面下で地道に行って、ベテランらしい戦いぶりだ。
前回1位で当選した太田満氏は初出馬だけに、ご祝儀の票も加わりトップになったが、昔から選挙は2回目の挑戦が厳しいとされ、新人の候補者も同氏の地盤が固まっていないだけに、市議会議員候補とタッグを組んで、猛攻を賭けて来るだろう。

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県議選・中央区に大きな穴

福岡市中央区は天神ビックバンなど大型再開発プロジェクトを抱える、今後市内で一番変貌する地区として、一般市民も注目を集めている選挙区である。
現在の県議会議員は自民党1期生の岳康宏議員と、公明党ベテラン4期生の大城節子議員、国民民主党で2期生の原中誠志議員、3人となっている。しかし公明党の大城節子議員が、今期限りで正式に引退することが決まった。
組織力を持つ公明党所属の議員だけに、当然、後継者を立てると思っていたら、公明党の審査が厳しいのか候補者が現れず、引退表明が近く行われる模様と言われている。



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福岡市中央区

政令都市の中でも人口が増加している福岡市、特に中央区は若い女性が多く住む地区として注目を集めているが、ワンルームマンションが多く住民の移動も激しく、選挙区にしている候補者は、後援会名簿の作成に苦労している。
中央区県議会議員の現職は自民党の岳康宏議員、公明党の大城節子議員、民進党の原中誠志議員の3名であるが、中でも公明党の選挙運動は国会議員並で、運動員はかなり厳しい活動を強いられ、負担になっているようだ。
今期限りで大城節子議員は、引退を決意されている模様で、党内で男女を問わず、後継者を模索しているが、現時点では後継者の名前は浮上しておらず、大きな穴が空く可能性もあり、関係者は頭を抱えている。

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中央区の県議選

~3議席で4人の争い~
 福岡市の中心である中央区は、有権者の年齢も他の選挙区に比べて若く、また男性よりも女性が多いのが特徴。
中央区の県議会議員定数は3議席で、3年前に鬼木誠氏が衆議院選挙に出馬し当選、空席となったが、補欠選挙もなく自民党県議は3年間空席だった。
今回は国会議員事務所に秘書として務め、長年出馬の機会をうかがっていた岳康宏氏が、山崎拓先生の許可も得て念願かない、満を持して出馬を表明し選挙戦に臨んでいる。
公明党の大城節子氏は前回1万2319票で、運動員がかなり苦労して獲得した票だけに、今回は創価学会の基礎票に、外部からどれだけ票を上乗せできるかが課題で、事前に街頭演説なども自主的に行うようになってきた。
また前回最下位当選だった民主党の原中誠志氏は、次点との差が500票と言うことを充分に認識しており、中央区に民主党の幡を立てつづけることを念頭に、公民館などで県政報告会を開いて、地道な選挙活動を続けてきただけに、その成果が票につながることに期待したいものだ。
4人目の候補は、昨年末の総選挙で「維新」の比例候補が、中央区で1万票を獲得したからというわけではないだろうが、他の地区からの落下傘候補、辻立ちしている姿を見かけるものの、さてどうだろうか。 続きを読む

福岡市中央区の県議選

 ~既に勝敗は決まったか?~

福岡市中央区の県議会議員定数は3議席で、数年前までは自民党の鬼木誠氏が議席を持っていたが、衆議院議員選挙に立候補し、既に2期目の議員生活を送っている。

そのため自民党の県会議員は空席だったが、自民党副総裁を務めていた山崎拓氏の秘書として経験豊富な、たけ康宏氏が立候補を表明し、既に自民党の公認も得て選挙準備を着々と進めている。

公明党は今やベテランの域に達している、3期目の大城節子氏が公認を受け、学会の強固な地盤を軸にさらなる拡大を目指し、今までになかった選挙運動の一環として、街頭演説も積極的に行っているから変わってきたものだ。

そして現職の一角を占めているのは、民主党1期生の原中まさし氏、今回も民主党の風は吹いておらず、2回目の挑戦は非常に難しいと言われているが、労働組合の組織以外にも地元中小企業を中心に、支援の輪が広がっているようだ。

真面目な性格を反映し、この4年間地道な活動を続けて来たかいもあって知名度も上がり、2月25日水曜日には毎年行っている、原中まさし「県政を語る会」を、福岡国際ホールにおいて開催する予定。

この3名以外の立候補者は、噂だけは聞くものの、事務所開きなど実際に選挙活動をしている話は聞かれない。 続きを読む