博多座

博多座に北島三郎ショー「歌と共に」を観に行った。
直弟子でデビュー36年の原田悠里(熊本県天草市出身)と、同デビュー10年の大江裕(大阪府出身)を伴っての、17時に始まり19時過ぎまで休憩無しの2時間を超える公演だった。
北島氏は今年10月で82歳を迎えるが、2年前の9月12日に頸椎ヘルニアで首の手術をしたことを明かし、術後半年は歩くことも出来ない状態だった、と語っていた。
ステージ上では、素晴らしい音量はもちろん、若い人では中々出来ない魂の込もった歌声であった。
また、今年の春に次男を51歳で亡くし、親より子供が先に逝くことの寂しさ、辛さを涙で語り、観客も思わずに貰泣きする人も多く見受けられた。
フィナーレは観客と一緒に「祭」を、同氏が掛け声をかけ「♬祭だ 祭りだ (ここからは観客も一緒に)博多の祭りだよー」と一緒に歌い、楽しい公演は終了した。
その後は博多座を後にし、近くで夕食をとり、久しぶりに上川端商店街通りを歩きながら、同氏の「風雪ながれ旅」を口ずさみ、公演の余韻と共に家路に着いた。

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