8月30日デモ~10万人を超えるか

 安倍総理の70年談話は、当初期待していたものに比べると大幅にトーンダウン、国民も若干の不満を残したが、支持率の低下は回避された。
また強気で推し進めてきた国会運営も、安倍総理の自慢であるアベノミクスが、中国に端を発した株価の下落に連動、月末を控えて1万9000円割れが続いている。
一方で、安保関連法案の審議は、当初の計画より遅れながらも進捗はしているが、学者、文化人、主婦、学生と、反対運動の輪は拡大しており、8月30日の日曜日には国会周辺での大規模なデモが計画されて、マスコミも注目しているところから、全国で100万人の集会に発展すれば、仮に安保法案が成立しても、安倍総理の進退が問われることになるだろう。
そして世界中の株価が下落し続ければ、内閣はもちろん、日銀やNHKのトップにまで影響がおよび、それぞれの持病が悪化しかねず、日本中の大掃除が開始されることだろう。
現時点で総裁選挙には誰も名乗出ていないが、何かのキッカケで総理大臣のポストが空席になれば、一番身近なのは麻生副総理で、魑魅魍魎の住む世界だけに麻生太郎内閣が誕生しても不思議ではない。

 

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トーンダウンの70年談話

「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」の言葉があるように、後世に名を残したい安倍総理は、戦後70年の節目に当たる総理大臣として談話を発表、「安倍」の名前を残したい気持ちは十分に理解できる。
当初は自分の意見を強く打ち出した談話を発表する意気込みだったと思うが、安保関連法案が衆議院で審議が始まった頃から反対運動も強くなり、国会周辺のデモも勢いを帯びて来た。
安保法案にしても短兵急で、もう少し時間をかけて説明すれば国民も理解し、支持率の急速な低下も避けることが出来たのではないだろうか。
一度坂道を転がり始めた支持率を戻すには大きな力が必要で、今はすべてが裏目になっているように思える。
テレビで今回の談話を見ていると、期待していた談話とはかけ離れた、左右に気配りし過ぎて水で薄められたような気がしてならず、本音をしゃべれと思わず言いたくなったほどだ。
ローマの詩人の言葉に、「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」というのがあるが、ここまで弱気になった安倍総理の談話を聞く限り、自ら総理の椅子を投げ出した数年前を思い出す。
記者の質問の中には、安保賛成派にヨイショしたかのような、「子や孫に謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」などのコメントを、わざわざ強調する一幕はまるで出来レース。
人は体調がすぐれないと弱気になる習性があるが、秋の総裁選までに逆転のホームランが打てれば良いのだが・・・。


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あげま VS さげまん

 「あげまん」は今から25年ほど前に上映された伊丹十三監督の作品で、宮本信子や津川雅彦などの主演でヒット、以来開運を呼ぶという「あげまん」が流行った。
当然だが、「さげまん」もあり、男性にとって「あげまん」の女性と肉体関係を結び、運勢が開ければこれほど幸せなことは無い。
ところが女性から誘われると、誰かれ構わずついて行くような、据膳に食いつく様な男性は、「さげまん」に捕まる確率が高いと言われ、災難に巻き込まれ自分の運勢を下げていく。
その格好の例が福岡選出の代議士先生で、安保法案に関連した発言が発端となって、政治資金の不正もマスコミで報道され、止めは週刊誌に愛人問題が書かれたことだ。
確かに芸者上りのホステスとは別れたものの、その後に遊びのつもりで関係を持ったクラブのママが、どうやら「さげまん」女性だったのか、今回の暴露記事になったようだ。
この女性、着物が似合う美人のママだけに言い寄る男も多く、
ママの同僚と結婚した男は、誘われて浮気したのが運の尽きで、
経営していた会社は倒産し本人は自殺、まさに浮気が命取りになり死に追い込まれた。
銀座のママの枕営業が裁判で認められる時代だが、縁起を担ぐ水商売において、「さげまん」の噂がたつと、店に閑古鳥が鳴くのは時間の問題で、心覚えのある男性は命が惜しければ、駅前の「厄除け八幡」にお参りして、お祓いを受けることだ。


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不屈の精神~激戦の福岡2区

 国会は安保法案を巡り会期が延長されて、国会内外での与野党の攻防が激しくなり、安倍総理の暴走を誰が止めるのか、安保法案が廃案になれば国会の解散は無くとも、総理が辞任に追い込まれる可能性も出て来ており、永田町には既に来年の衆参同時選挙の噂が流れている。
福岡2区は自民党の鬼木誠氏が現職の代議士だが、かつて山崎拓氏とも争った経験を持つ民主党の稲富修二氏が、虎視眈々と議席を狙っている選挙区でもある。
稲富修二氏は統一選挙の期間中、中央区や南区、城南区の候補者と一緒になって、朝早くから西鉄大牟田線や地下鉄の駅入り口を始め、市内幹線道路の交差点でノボリを立て、朝夕の挨拶を行っていた。
統一選挙が終わって当選した議員の大半は姿を消したが、稲富修二氏の行動は変わらず、1人で街頭に立って挨拶を続けており、その強い精神力には恐れ入る。
現職と異なり浪人の身だけに、時間があるのは当然だが、紹介して貰った家々を訪ねてポスターの掲示を依頼し、南区を中心に民主党のポスター掲示が多くなっているのは事実だ。
浪々の身だけにお座敷の声は少ないが、内にこもることなく、自分から積極的に出かけていき、小さな会合でも笑顔を絶やさずに顔を出しており、一人ひとりに温かみのある握手を繰り返せば、確実にファンが支援者に代わり、1票に繋がっていくのが見えるほどで、恐るべきは「稲富修二」である。


 
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街頭演説~鬼木誠衆議院議員

福岡は既に梅雨入りしているが、6月6日は青空が顔をのぞかせ、所用で南区の大橋に行くとスーパーの前で、福岡2区選出の鬼木誠衆議院議員が、国会報告の街頭演説を行っていた。
もともと中央区選出の県議会議員だけに、国会開催中の忙しい時間を調整し、南区での知名度を上げるための街頭演説と見受けられる。
演説は、審議中の安保法案を有権者に少しでも理解してもらう内容で、明日は中央区の天神でほかの若い代議士を交えて、街頭演説を行うようだ。
大橋での演説は1時間を予定で、4人の秘書がビラを配布していたが、安保法案のビラは現在審議中でもあり、間に合わなかったようで、2019年にラグビーワールドカップの試合が、福岡でも開催されることが掲載されている「おにきどんタイムズ第36号」が配布されていた。 続きを読む