萩生田文部科学大臣

誕生間もない安倍改造内閣だが、週刊文春の報道から菅原経済産業大臣が早々に辞任、その6日後には河井法務大臣も辞任することとなった。

「二度あることは三度」、次の文春砲の標的になるのではと、閣僚の面々は戦々恐々としていることだろう。

安倍総理のお友達である、萩生田文部科学大臣は、自らの発言が発端となり、導入直前で英語民間試験の延期を決定、受験生、学校、業界の関係者らに激震が走った。

東京生まれ、高校・大学と私立学校に進学、何一つ不自由なく育ってきた萩生田氏、つい本音が出たのだろう。

会見では、「大学入試センターとの連携を通じて、民間試験の実施団体との連絡調整が十分にできなかった点は、文科省に責任がある」と、延期の原因が自身の失言ではなく文科省の調整不足にあるような釈明をしており、省内からの反発も予想される。

法令違反ではないため直接辞任に至ることはないが、永田町の空の雲行きが怪しくなってきたようだ。



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安倍内閣に陰り・小渕経産相辞任へ

~相次ぐ女性大臣の不祥事~

 安倍内閣の女性大臣登用が裏目に出ており、特に松島法務大臣にいたっては法の番人をつかさどる長の立場でありながら、自らが訴えられることになっては、大臣辞任もいたしかたないだろう。

法務委員会での野党議員の質問に、明確な回答をすることが出来ず、立ち往生する場面がTVで流され、うちわに描かれた笑顔は消えている。

法務大臣に就任して配るうちわも数が増え、自民党内部からも辞任は時間の問題と言われ始めており、これ以上居座ると問題がさらに噴出する恐れがあり、潔く辞任した方が良いのではなかろうか。

また今回の女性大臣の中で、若く美人の評判が高い小渕優子経済産業相においても、政治資金の収支報告に記載疑惑が発覚、これが事実であるならば、期待していただけに非常に残念としか言いようがない。

大臣就任以来、爽やかさを売り物にしていただけに、他の女性議員に持つ感情とは異なり、質問する議員が鬼に見えてくるから不思議で、報告書を作成した事務員のミスと言う形で幕を引きたくなる。

父親も総理大臣を経験しており、将来を期待されていただけに、自ら大臣を辞することについては、本人も非常に悔しい思いをしているだろうが、事ここにいたっては覆すことは不可能と思われ、一度退くことも勉強と思って欲しい。

今回の経験を生かし、一歩後退二歩前進の気持ちで、必ずやサイキして欲しいものだ。 続きを読む