宮本秀国学級

共産党が発行している赤旗に、折り込みとして1枚のチラシが入っていた。
弊社が赤旗の購読を始めたのは、今から遡ること20数年前の、総選挙の時に入っていたチラシを見て、購読を申し込んだ記憶が蘇る。
赤旗購読を日本共産党の東京本部へ電話で申し込んだところ、30分もせぬ内に福岡の担当者から、配達や集金の電話があり、その速さに驚いたものだ。しかし今や共産党も支持者の高齢化が進み、最近は往年のスピードを懐かしく思う。
今回のチラシの内容は、引退した日本共産党の市議会議員宮本秀国氏が講師として「高島市政が続く不安」について、講演することが印刷されていた。
講演内容の一部に書かれていた、人工島に移転されたこども病院について記載されているも、こども病院が人工島に開業して何年になるのか、若い人も興味を持つもう少し前向きな、新しい考えをしないと党の若返りは、無いのではなかろうかと。



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共産党福岡市議団

~宮本秀国市議団長引退の影響は・・~
 日本共産党福岡市議団は現在5名で構成されているが、福岡市7区すべての選挙区で候補者を立て、議員提案が出来る7名体制を目指して全員当選を果たすべく、選挙戦に臨んでいる。
中でも7期目の当選を目指して、ベテランの星野みえ子議員が立候補している中央区は、これまで中央区と南区の責任者だった堀内徹夫氏が、市議団団長だった宮本秀国氏の引退に伴い、南区から立候補することになったため、組織内部が若干弱体化したようだ。
同時に党組織を支えている、党員の高齢化も大きな問題になっているためか、ポスター貼りやチラシ配りなども、作業が遅れ遅れになっているようにも感じられた。
中央区から出馬しているどこの会派の候補者も、選挙運動員不足を嘆いているが、ここにきて当選は絶対確実と言われてきた星野みえ子候補を懸念する声が流れ始めた。
しかしベテランの星野みえ子候補だけに、そうした気配は既に察知し重点地区を設定、早急な増員で組織の強化を図っていることから、選挙運動員の動きも活発化している。
福岡市議会でお目付け役的な立場の日本共産党として、モノが言える数少ない女性議員であるだけに、今回の選挙では当選して欲しい議員の一人だ。
だからこそ、和解支持者を増やすことを考えて、憲法などの堅いイベントも必要だが、若い母親が育児などについて、気軽に相談できるようなイベントの開催も望まれる。

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星野みえ子候補

~7期目を目指す~
 土曜日の午後は比較的時間に余裕があるため、日本共産党福岡市議団所属で中央区選出議員、星野みえ子氏の個人演説会に出かけたところ、福岡大学法学部の名誉教授、石村善治氏も出席されていた。
日本共産党福岡市議団は5名で構成されているが、博多区と城南区では議席が無い。
市議会議員7議席で会派を構成すると議案の提案権が得られることから、福岡市内7つの区でそれぞれ1名を候補に立てて7議席を確保するため、活発な選挙戦が繰り広げられており、そして高島宗一郎市長や議会与党に対する、チェック機能が強化されることに期待がかけられている。
日本共産党福岡市議団の団長である、南区選出の宮本秀国議員が引退を表明しているため、星野みえ子議員が次期市議団長との声も聞かれ、4月の統一選挙で日本共産党福岡市議団に期待する市民は多い。
安倍政権のアベノミクス効果は一般市民に及んでおらず、定年で現役を引退した高齢者の生活は苦しくなる一方で、星野みえ子議員に対する期待は膨らみ、かなりの得票が期待されており、当選は間違いないと断言するが、唯一課題として挙げるとすれば、若い支持者を増やすことだろう。 続きを読む

堀内てつお候補

~共産党南区市議会議員候補~
 共産党南区選出の福岡市議会議員で、多くの市民から支持を得て7期28年の市議会議員生活を勤めて来た、宮本秀国議員からバトンを受け継ぎ、4月の市議選で立候補する堀内てつお氏の選挙チラシが、自宅の郵便ポストに入っていた。
堀内てつお氏は昭和38年生まれの52歳、福岡市南区で生まれで高宮小学校、私立西南学院中学から筑紫丘高校を経て、北九州市立大学法学部法律学科を卒業後、共産党の事務局に勤めた人物で、これまで多くの議員を議会に送りだしてきた。
若くして共産党に入党した筋金入りの党員で、表面は穏やかな物腰で笑顔が素晴らしいが、事務局での議員サポート生活が長かっただけに、新人候補と言いながら当選したならば、議会での行政に対する追及は、激しくなる事が今から予想される。
既に南区で辻立ちしている姿をよく見かけ、坊主頭であるものの若いだけに主義主張は変えず、多くの市民の味方になるだろう。
現在共産党福岡市議団は博多区と城南区で議席が無く、5人で市議団を構成しているが、4月の選挙では市内の7区全部に候補者を立て、各区で1議席が確保できれば、共産党も議案提案権を持つことになり、他の会派も侮り難くなる事は間違いない。
宮本秀国市議会議員は良き後継者を選んだ、最後に素晴らしい仕事をしたと、高く評価したいものだ。  続きを読む

福岡市南区

~定数は11~
福岡市南区は人口も多く、市議会議員定数は11と決められており、共産党で7期勤めたベテランの宮本秀国議員と、民主党で4期の実績を持つ三原修議員が、惜しまれながら今期限りで引退する事を表明し後継者を指名している。
残る現職9名は全員が立候補を予定しており、この選挙区には議長経験者で自民党の光安力議員、現在副議長である公明党の大石修二議員が、ベテランとしてともに6期目を目指している。
また厳しい2期目の選挙を経て、地道な日常の活動を続け3期目に挑戦する、公明党の松野隆議員も既に固い票読みを行い、当選が予想されている。
前回得票は5499票で7位だった、自民党の伊藤嘉人議員は議員としての役職の声も聞かれ、前回新人ながらトップ当選した川上陽平議員は、父親の固い地盤を継承しているだけに、今回も手堅い選挙をすることは間違いない。
西鉄大牟田線の高架問題と井尻地区の再開発には、今期4期目に挑戦する自民党の打越基安議員が、市役所や西鉄などとの交渉には必要で、過去の実績を地元も認めている。
既に8議席は確定していると言っても過言ではなく、残る5議席を現職と新人候補が争う構図だが、後継者指名を受けた新人も知名度が低く、今後名前をどれだけ浸透させられるかが大きな課題だ。
既に怪文書や噂も飛び交っており、若い候補者が多いだけに激しい選挙戦が予想される。 続きを読む