花のお江戸は選挙の真っ盛り~後編

ところで、7月11日付けで自由民主党東京都支部連合会が、下部組織に石原伸晃会長、内田茂幹事長、野沢太三党紀委員長の連名で発送した、「都知事選挙における党紀の保持について」と題する文書の内容を見ると、とても法治国家である日本において、未だにこのような時代錯誤のような考えが罷り通っているとは情けなく、最後は自民党票が増田候補に投票されないという雪崩現象が起こるような気がする。

最近は親兄弟の絆さえ、か細くなっている時代に、よくもこんな文章、「各級議員(親族等を含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、・・(中略)・・、除名等の処分の対象となります。」を考えたものだと、呆れて二の句が継げなかった。

投票とはたとえ夫婦でも、誰に投票したか秘密であるのが当然で、百歩譲って、過去には家族間で誰に投票しようか相談したことがあったかもしれない。

どうやって、議員の親族が誰に投票したのか、調べるのだろうか。

まさか、直接聞くのではないだろう。

自民党の東京支部には個人情報を保護する意思がまったく無いように思える。

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花のお江戸は選挙の真っ盛り~前編

中盤戦に入った東京都知事選挙は、総勢21名が立候補したものの、中でも有力な候補者といえば、小池ゆりこ候補、鳥越俊太郎候補、増田ひろや候補の3氏で、激しい選挙戦になっているが、ここで最新の世論調査結果をお知らせしたい。

7月16日、17日の両日に行なわれた調査結果は、K通信社では小池30、鳥越26、増田20、またテレビのN社は小池33、鳥越30、増田20となっており、両調査ともに自民党候補者が3人の中では最下位だ。

この3番手の増田候補が、今後いかなる方法で知名度アップを図るのか、自民党選対本部の腕の見せ所で、東京とは無縁の九州からお手並み拝見をしたいものだ。

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