福岡県第1区公認候補

衆議院選挙の福岡県第1区は福岡市東区と博多区が選挙区で、今回の民主党公認候補山本剛正氏は、2年前の総選挙では福岡県第8区から出馬し落選となったが、その後の党の方針で第4区に鞍替えして活動していた。
ところが今回、第4区は現職が2人健在で厳しいところから、野党間調整で第1区からの立候補に決まり、東区原田で選挙事務所を開設、持ち前の大きな体とバイタリティで頑張っている。
第1区は前回まで、民主党の旗印を掲げ松本龍氏が頑張っていたが、落選してからは体調がすぐれないのか、1ヶ月前に不出馬を発表した直後の解散で、本人も複雑な心境だろう。
また自民党は前回の選挙で、東区の県会議員や市会議員はこぞって新開ゆうじ氏を推薦したが、博多区の県議や市議の推薦を受けた井上貴博氏との間で公認争いが熾烈化、最後は麻生太郎副総理の強力な後押しで、井上貴博氏が小選挙区から立候補し見事当選、一方の新開ゆうじ氏は比例区に回り、上位に名を連ねたことで、初当選となった。
だが先日発表された今回の衆議院選挙での、第1次自民党公認候補名簿の中に、福岡県第1区の候補者名は見当たらなかった。
これは先日行われた、新開ゆうじ氏の政経パーティで挨拶した、古賀誠氏が新開ゆうじ氏を小選挙区、つまり第1区から出馬させると意欲を燃やしているため、福岡県連では決定しきれず本部に送ったことが原因のようだ。
新開ゆうじ、井上貴博両陣営の関係者は、未だに東京本部から公認決定の連絡が無いため、予定通りの準備をしながら長い1日を過ごしている。


 

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