九州インターナショナルアートキャンプ

彫刻家の前原正広氏から案内を受けて、廃校となった簀子小学校跡(福岡市中央区)で開催中の九州インターナショナルアートキャンプ(九州アートキャンプ実行委員会 代表者八坂圭氏)を訪ねてみた。

蝉の鳴声が騒々しい小学校の体育館は、扇風機の風が頼りの大きなアトリエとなり、アジアを中心とした9カ国15名のアーティストたちが、暑さと戦いながらの製作活動に打ち込んでいる姿を見ることができた。

アーティストと通訳や作品の解説を丁寧にして下さるボランティアの方もおられ、普段日本では味わえない雰囲気で、暑さを忘れ楽しむことができた。

25日まで同小学校跡で制作活動が続く。
また、完成した作品は8月26日から9月1日まで、中央区天神の新天町ギャラリー風(中央区天神2丁目8-136)で展示されることになっている。

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竹の照明展

竹細工の作家や職人は、大分県でも数多く在住しているが、日田市の竹細工作家、篠原洋之氏は自宅から100mも下れば福岡県うきは市となる場所で生活し、仕事場を持っているため、毎日大分県と福岡県を行ったりきたりしているようなものだ。

若い篠原洋之氏は、現代アート作家としての感性と、竹細工師として特有の繊細な職人芸を持っており、また韓国の芸術家グループとの交流し、アートの共同活動作業にも参加している、将来楽しみな作家の一人だ。

今回の「竹の照明展」は、篠原洋之氏が亀の井別荘内の「庄屋ギャラリー」で個展を開いた際に作品が気に入ったので、ぜひ福岡でも個展を開いたらどうか、と勧めたところ、糸島在住の前原正広氏ご縁あって、今回の開催に至ったということだ。

― 竹の照明 -
日時:6月12日~6月18日
場所:ギャラリーとくなが
TEL:092-733-3090