新体育館建設・二度の入札不調

最近は資材の高騰や職人不足があるとは言え、公共工事は事前に設計会社が積算して決めるため、予定価格が公表されている一般競争入札で、辞退者が出ることは通常考えられない。

但し、指名競争入札においては、指名された業者が職人不足などで手が回らない時に、辞退したり予定価格以上の札を入れたりと、不調に終わることは度々あることだ。

福岡市から車で約50分の自治体で、今年1月に新体育館建設の一般競争入札に2社が参加申請をしていたが、その2社とも当日になって辞退し中止となった。

そして2月、工事内容の一部を別発注にして再度入札を公告、新たに1社が参戦、3社が入札に参加予定であったが、入札前日に2社が辞退、参戦した1社だけになったため、再び不調に終わっている。

2度続けての不可解な辞退に、地元では注目が集まっており、その噂は既に県警にも届いている模様だ。