脱税の裏技容認、総理に感謝

現在行われている政治資金収支報告書の修正は 目から鱗、今まで考えつかなかった裏技を教えてくれた。
脱税の裏技を容認した岸田総理には賞賛の声が上がりそうだ。

高木毅前国対委員長の資金管理団体「21世紀政策研究会」は、繰越額や収入、支出総額を「不明」と訂正、また、支出明細で金額・日付・支払先が「不明」のお品代や交通費・会合費の支出を追記、これを福井県選挙管理委員会が2月6日付で受け付けていた。
添付されている宣誓書には、「当該不明分については判明した時点で訂正いたします」と追記されている。


萩生田光一前政調会長が代表を務める「自民党東京都第24選挙区支部」も同様の訂正を行い、東京都選挙管理委員会が2月2日付で受け付けている。
政治資金収支報告書に、不明という記述が許され、判明した時点で訂正ができることを今まで知らなかった。

選挙管理委員会に確認したところ、訂正の期限は特にないという。
9日の衆院予算委員会でこの点を尋ねられた岸田総理は、「数字が確定するまでの間『不明』という申告もあり得る」と答弁、お墨付きを与えたのである。
これが許されれば誰でもやっていいことになる。

政治家が裏金をもらって、万が一ばれた場合は政治団体に入金し、政治資金収支報告書の修正されすればいい。
「不明」と記載しておけば領収書の添付は不要で、全国の選挙管理委員会が受け付けてくれるはずだ。

現在政治家でない方で 領収書のない金をもらう可能性のある人にも、税務署に見つかった時に役に立つかもしれないので、政治団体を設立しておくことをお勧めしたい。
但し、一般人の場合は見逃してもらえない可能性もあるので 自己責任で。



国会議員の政治資金収支報告書の訂正に疑問?

いつもの事であるが、第4次安倍内閣発足後においても、国会議員の政治資金収支報告書の訂正の記事をよく見かける。
特に顕著なものは、話題の片山さつき地方再生大臣であろう。
大きな訂正箇所は4~5回に留まっているが、その訂正回数は細かいものまで入れれば100ヶ所を超えており、こんな虚偽の報告書がまかり通る世の中は、政治家の特権の様に思われても仕方がない。
大臣であろうが、ここまで多数の虚偽であれば、何らかのペナルティーを科す法案を協議し、ザル法とまで呼ばれている政治資金規正法の改正を、早急に行う必要があるのではなかろうか。



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安倍内閣に陰り・小渕経産相辞任へ

~相次ぐ女性大臣の不祥事~

 安倍内閣の女性大臣登用が裏目に出ており、特に松島法務大臣にいたっては法の番人をつかさどる長の立場でありながら、自らが訴えられることになっては、大臣辞任もいたしかたないだろう。

法務委員会での野党議員の質問に、明確な回答をすることが出来ず、立ち往生する場面がTVで流され、うちわに描かれた笑顔は消えている。

法務大臣に就任して配るうちわも数が増え、自民党内部からも辞任は時間の問題と言われ始めており、これ以上居座ると問題がさらに噴出する恐れがあり、潔く辞任した方が良いのではなかろうか。

また今回の女性大臣の中で、若く美人の評判が高い小渕優子経済産業相においても、政治資金の収支報告に記載疑惑が発覚、これが事実であるならば、期待していただけに非常に残念としか言いようがない。

大臣就任以来、爽やかさを売り物にしていただけに、他の女性議員に持つ感情とは異なり、質問する議員が鬼に見えてくるから不思議で、報告書を作成した事務員のミスと言う形で幕を引きたくなる。

父親も総理大臣を経験しており、将来を期待されていただけに、自ら大臣を辞することについては、本人も非常に悔しい思いをしているだろうが、事ここにいたっては覆すことは不可能と思われ、一度退くことも勉強と思って欲しい。

今回の経験を生かし、一歩後退二歩前進の気持ちで、必ずやサイキして欲しいものだ。 続きを読む