福岡高速・アイランドシティ線 ~ 工事中

福岡市の一大プロジェクト、福岡高速6号線、仮称アイランドシティ線が平成32年度の開通を目標に昨年から工事が進められている。



写真でもよくわかるように、福岡高速1号線、香椎浜1丁目ランプ付近からイオンモール香椎浜や香椎浜北公園の海沿いを通り、アイランドシティの本通りである、香椎アイランドブリッジを経て、福岡こども病院の近くの仮称アイランドシティランプまで、約2.5km、総工費292億円の大型工事。

現在進行中の工事は、香椎アイランドブリッジに平行して若築建設が建築中の架橋と、香椎浜1丁目ランプ付近の分岐点での基礎工事。

ただしこのアイランドシティ線は、天神方面にしか接続されないためご注意を、また料金は1号線に合流後の名島料金所で支払うことになる。

アイランドシティには、すでにいくつものタワーマンションや賃貸マンションが建ち並び、また戸建住宅団地も完成しているが、さらなるタワーマンション建築計画もあって、将来的には2万人弱が住む街となる予定。

新設されるランプ近くで、既に完成している福岡こども病院や新青果市場に加えて、福岡市総合体育館や西鉄がマンション・商業施設・交通ターミナルの複合施設を近々着工する計画で、福岡高速6号線・アイランドシティ線の完成に大きな期待が寄せられている。

新青果市場のレストラン

市内3ヶ所に分散していた青果市場は、アイランドシティに統合されて、新しい建物で営業を開始した。
オープンして1ヶ月が経過したので、ある程度落ち着いただろうと勝手に想像して、新しい市場を見に行った。
広い敷地に立派な建物が完成していたが、毎日利用する青果販売業者は、自分が営業する店舗の位置によっては、仕入れに要する時間が増えたのは間違いないだろう。

また昨年には、高島市長が帰福する際に飛行機から下を見たところ、工事中の新青果市場に隣接する建物が大きくて目立つことから、夜間にライトアップすることを提案したため、その費用が億を超え、業者間でも話題になっていた。
ところで昼の明るい時間帯に行ったのだが、建物と一緒にデザインされた看板の存在価値は、非常に低いように思われる。
一般市民や観光客が訪れ易いように、設計された建物の中には、レストランなども既に営業していたが、まだ客も少なくメニューも数種類で、客よりも従業員の数のほうが多い店もあった。
昼食時間だったので一軒の店に入り定食を注文したが、揃いのユニホームだけは立派だったものの、肝心の料理は過去に食べた中で、最低の部門にランクされるほどの味だった。
長浜魚市場の中にある飲食店には、美味しいこともあって外部から食べに来ている人は多いが、新青果市場の飲食店は交通のアクセスがよくないだけに、不味ければ誰も食べには行かないだろう。
入居テナントは、応募者の中から選定委員が選んだと思うが、書類の審査だけで選んだであろう飲食店舗は、最低の味だった。


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