伊都営業所新設 ~ 昭和自動車

福岡県内はバス路線の大部分を西鉄バスが独占しているが、福岡市西区の長垂山から叶岳、そして日向峠(ひなたとうげ)にかけた山系の西側、つまり今宿、周船寺、糸島市方面は、唐津に本社を置く昭和自動車(金子隆晴社長)のエリア。

このため、長垂山-日向峠ラインの東から、西鉄バスが九大伊都キャンパスまで走っているが、乗客はこのラインを越えたら、終点の伊都キャンパスまで途中下車できないはずで、唐津方面から昭和バスが博多駅に向う際に、このラインを越えた福岡市内で下車できないのと同じ。

ところで、昭和自動車はJR九大学研都市駅北口のすぐ隣りに車庫を持っているが、いまでも駅の周囲の西都地区には、新しい建物が次々と建て込んできているだけに、近い将来移転しなければならないことは確実。

そのためもあるのか、九州大学伊都キャンパス北門近くに、約1万平方メートルの土地を造成中で、約2600平方メートルの敷地に営業所や車庫を建設する計画、完成すると大型バス約50台が駐車可能となる模様。

下の写真のように、工事はまだ立木などの伐採と造成が始まったばかりの段階で、整地後は糸島地区トップのゼネコン、㈱へいせい(西原幸作社長)が建物を建築、来年6月完成予定。

糸島半島の突端、玄界灘に面した、北崎地区

竜飛岬ではない。
北崎だ。

福岡市西区北崎は、数年前に「住みたいところ」として雑誌に掲載され、知名度をアップさせた糸島半島の東端にあり、福岡市天神からは僅か20キロ弱の距離で、東から反時計回りで目を転じると、能古島、志賀島、玄海島がすぐ近くにあり、北の突端、西浦崎を経て、西の糸島側には二見ヶ浦がある。

もともと北崎西浦地区は漁業の盛んなところで、近くには海釣公園があり、週末の唐泊や西浦漁港は、多くの釣り愛好者で賑わっている。

一方では農業も盛んで、西瓜の産地として近郊では有名だが、今年に入ってから北崎産の大根を使った「北崎ぶり大根」を、セブンイレブンが全国で販売を開始、徐々に知れ渡るようにもなり始めた。

こうした中、北崎校区の自治協議体「北崎よかとこ隊」は、正月に「西浦十日恵比寿」を、6月には「西浦さかなまつり」、また7月末の「三所神社夏越祭」などいろいろな催事を企画、観光客を呼び込んでいるが、スポット的なイベントでしかないため、糸島側に比べるとまだまだ観光地として成り得ていない。

そこで北崎地区小田にある福寿寺、平兮(ひらな)副住職を中心としたメンバーが、北崎ビーチで「海の駅北崎」を整備、今年4月29日オープンさせた。

北崎地区を活性化させるため、JR九大学研都市駅前と西浦を結ぶバス路線「西の浦線」を運行している昭和自動車とタイアップ、受け取った乗車証明書を飲食店などに見せると、店によりいろいろなサービスが受けられる取り組みを開始したのだ。

北崎へ、行ってみようか、楽しそうだ。

福岡市・指名停止~トヨタL&F福岡

福岡市は下記の企業に対し、競争入札参加停止措置を行なった。

○措置対象業者
商号:トヨタL&F福岡㈱
所在:福岡市博多区東比恵4丁目5-14
代表:金子 直幹
登録:物品(自動車販売、自動車修理、産業用機械器具)
期間:平成29年5月1日から6月30日まで・2ヶ月間

○概要
契約件名:リーチタイプ電動フォークリフト
契約金額:199万8000円(税込み)
履行場所:福岡市地下鉄姪浜車両基地
履行期間:平成28年12月12日から平成29年3月21日まで
完了期日:平成29年4月19日
遅滞日数:29日
遅延損害:4444円
遅滞内容:機器製作メーカーに対し誤った仕様による制作を指示していたため、再製作が必要となり、履行期間内の納品が出来なかったもの。