ふくおか会館4

福岡県が東京都に所有し、福岡県東京事務所が入居している、ふくおか会館の建て替え計画で、優先交渉権者に選ばれたWSNグループを見ると、それぞれの構成メンバー優秀な企業だが、応募資格満たしていないことをこれまで述べて来た。
だがここでもう一度、計画を見直せば、はるかに素晴らしい計画が実現できるような話が伝わってきた。
ふくおか会館の隣接地である㈱東條会館と、東京メトロポリタンテレビジョン㈱の敷地を一体化して再開発すれば、より一層素晴らしい計画が具体化出来るのだ。
当初この計画は、書類提出期限までに条件面で折り合わず、計画に入れ込むことが出来なかったのだが、資格を満たしていないメンバー入れ替え、計画を再検討すればできるはず。
ふくおか会館の東南側にある皇居前広場や日比谷公園は、標高が2mほどでしかないが、西側の半蔵門側は標高が29mもあるため、土地の高低差を生かして、新たな建物にヘリーポートを設置すれば、災害時の防災拠点に活用出来るなど、あらゆる面から活用を想定した、関連する提案資料が既に福岡県総務部財産活用課には届いているという。
この計画には隣接地の所有者も非常に乗り気で、福岡県との話し合いも十分に可能と、既にある程度の了解を取り付けてあるようだ。
選定委員会の選定ミスを、福に転じるような柔軟な考えで、再検討するのもいいのではないだろうか。


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