コンベンション構想の舞台裏(2)五輪計画の中心地、再び!?

(09年5月号掲載)

福岡市役所須崎埠頭の名を聞いて、06年に福岡市が展開し、市民の間で賛否両論が巻き起こったオリンピック(五輪)招致運動を思い出した方も多いはずである。  

山崎広太郎市長(当時)が先頭に立って進めた、2016年開催の夏期五輪招致運動。この時山崎市長は、都心にほど近い須崎地区にメインスタジアムを建設、ここを中心とするエリアに各種施設を集中させるという「時代に合ったコンパクトな五輪」を掲げた。 


続きを読む

コンベンション構想の舞台裏(1)あの「須崎埠頭」が候補地に!?

(09年5月号掲載)

福岡県議会棟福岡県が中心となって進めているコンベンションセンター建設構想。人工島(福岡市東区)を候補地とする内容で昨夏に表面化したが、その後は特段の進展を見せていなかった。 

ところがここへ来て、構想そのものを別の場所へ移そうという動きがあることが明らかになった。その移転先とはずばり、須崎埠頭(同中央区)。3年前の五輪招致で名前が挙がったことを覚えている方も多いだろう。 

なぜ今、須崎埠頭なのか。関係者の思惑とは? 水面下で進められている候補地変更、そこでうごめく有力県議らの狙いや経緯を探った。


続きを読む

県のコンベンションセンター構想異聞

大規模な国際展示会などのイベントを行う会場とするため、福岡市内にコンベンションセンターを建設してホテルなどの関連施設や周辺の交通網を整備。センターを中心とするエリア一帯を再開発する-こんな構想を県が進めていることが明らかになったのは、昨年夏のことである。


続きを読む