暴言議員二人の今後は・・・

 国会議員でありながら表舞台には現れず、深く静かに潜航しているのが、武藤貴也衆議院議員と井上貴博衆議院議員の2人で、ともに小選挙区選出で自民党に所属していた。
武藤貴也議員は未公開株の金銭トラブルに加えて、買春疑惑で週刊誌に叩かれ自民党を離党したものの、議員辞職には至っていない。
しかし未成年男性買春スキャンダルが第二弾、第三弾と、追い打ちをかけるように連続し、袋叩きの上に丸裸にされた状態で、今後地元における議員活動の継続は非常に難しく、政治生命は失われるだろう。
福岡1区選出の井上貴博議員も同様で、三代続いた政治一家の地元との関わりは深く、色々な行事の代表などの役職についているが、これらを放り出すのは実にもったいない話だ。
お盆が過ぎた博多の街は、冷泉公園でのビール祭りや中洲でのジャズ祭り、女みこしが売りの中洲祭りなど、いろいろなイベントが目白押しで、面子を捨て早く出てきて顔を見せ、一言謝れば済むのではなかろうか。
今回の問題で井上議員を擁護すれば、跳ね返りが飛んできかねないため、麻生太郎議員も高島宗一郎市長も沈黙を守っており、誰も庇ってくれる人はいないし、時間が経てばみんなが忘れてくれるような甘いものでもない。
井上議員は自らに与えられた試練と思い、まず身近な人から、新たな支援者を作るつもりで、一人ひとりに頭を下げていけば、恐れることはないと思うのだが。