翔龍軒~元祖博多豚骨ラーメン~開店

 明治通り赤坂交差点から大正通りを警固四角に向かった左側、ハローワークの道路斜め向かいの店舗予定地前に、1ヶ月ほど前からラーメン屋の旗が立てられていたが、7月16日にはお祝いの花のスタンドが立ち並び、華やかにオープンした。

博多豚骨ラーメンは、昭和23年に『赤のれん』の津田茂氏と、「博龍軒」の初代山平進氏が、共同で考案したラーメンが最初と言われている。

その博龍軒の味が忘れられず、長年の試行錯誤の末に初代の味を、息子の店主が復元したものだが、博龍軒という屋号は商標登録の関係もあったため、「翔龍軒」大名本店としてこの度開店した。

店主のこだわりもあって、スープは五右衛門釜で2日間かけて作られており、こってり濃厚な白濁豚骨スープと平打ち麺で、店の作りや従業員の接客態度も合格点、1度は食べてみる価値のあるラーメンだ。

古希を過ぎた年寄りには少々スープが濃い様な気もしたので、今度はスープが少し薄くなるように、「もやしラーメン」を近日中に食べに行くつもりだ。

赤坂、大名界隈は食の激戦地で、「翔龍軒」が店を開いた場所も何度か暖簾が変わった場所だけに、生き残るには最初の1週間が勝負、1度食べた人がまた食べに来るような店になって欲しい。


 

 

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