危ないホテル

福岡市から車で約1時間のところに、玄界灘に面した分譲マンション併設型のリゾートホテルがあるが、築30年経っているが、維持管理が不十分なまま営業を続けている。

バブル期に建てられた同ホテルは経営難で運営会社が度々変わり、建物の補修はおざなりにされてきた。

防火設備に至っては、数年前から館内放送がなかったり防火戸が腐食していたりで、消防署から改善指示が出されているが、未だに放置されている。

また、飲料水については、貯水槽の老朽化等で水質に問題があることを認識したまま、使用しているという。

最近は、同ホテルには、国際交流の常設事務所を開設したことが地元新聞に報じられていたが、関係者はこのことを知る由もない。

ミシュランガイド福岡

「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版」が発表された。

食べる事が好きなだけに興味を持ってチェック、食べたことがある店があれば嬉しいものだ。

福岡市は人口も増え、またインバウンド効果もあり、食を求める人が減ることはなく、同時に玄界灘の海の幸と自然豊かな山の幸にも恵まれ、腕に自信の有る料理人にとっては、やり甲斐のある土地だろう。

今回、昔良く通った店が選ばれており、当時は気性の荒い店主だったが仕事は一流で、料理の味付けや盛り付けは申し分なく、私も福岡でも5本の指に入る料理人と認めていた。

しかし、客の面前で従業員をよく叱ったり叩いたりしていたのを何度か目にしたことがあり、それが嫌で食べに行くのを止めたのを思い出した。

私も年を取ったが、店の主人も健在であればおそらく性格も丸くなり料理も円熟味を増していることだろう。
久しぶりにその店の料理が食べたくなった。
近い内に訪ねて昔話に花を咲かせたいものだ。



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