片山さつき大臣?

在庫一掃内閣と揶揄されている安倍内閣で、紅一点の大臣ポストを射止めた、片山さつき地方創生大臣だが、身体検査が甘かったのか、連日スキャンダルが続出し、国会で野党の標的となり、自業自得とは言え本人は胃が痛む思いだろう。
11月22日に発行される、週刊新潮の広告に産業廃棄物絡みの記事広告があったので内容を調査すると、この程度の記事で片山さつき大臣が、これだけでは辞任に追い込まれることは無いだろう。
過去においては上から目線の暴言で、秘書や周囲の役所関係職員を、罵倒してきた人と思えぬ殊勝な態度で、テレビに収まっているのを見ると、大臣と言うポストが、人間を一回り大きく成長させたようで、実に見事な大臣を演じている。
それにしても質問する野党の議員は、マスコミの記事を頼りに質問するのでは無く、ガセネタを警戒しながらも、その道のプロを使った調査材料を基に質問して欲しいものだ。



 

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ブームの影に危険が迫る

人口が増えている福岡市では、地下鉄七隈線の博多駅延伸工事や、旧建物解体に伴う建設廃材などの処理が大きな問題になり始めている。
これらの廃材や土砂は処分場に持ち込まれるが、中には最近のゲリラ豪雨で積み上げた土砂が崩れ、社員の乗用車が埋まったとの話も伝わってきた。
関係者にはかん口令が敷かれているのか、処分場近くにある戸建住宅団地の住民には知らされていないようで、集中豪雨でも降れば積み上げた残土が再び崩落し、人命が脅かされる可能性も指摘されている。
また別の処分場では、土砂が少量ではあるものの、隣接する農地に流れ込み、田や畑の所有者が業者に抗議したとの話も聞かれる。
博多区ではパチンコ店舗の解体工事で、従来は下請だった佐賀の解体業者が、周囲に対する配慮を若干欠いた工事だったため、クレームも発生しているようだ。
このように工事現場が余りにも多いせいか、福岡市役所担当部署も監視の手が回らず、野放し状態になっている。


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スキャンダル~福岡県産業廃棄物協会

 ㈱ダイフクのゴミ処理問題を巡って、公益社団法人福岡県産業廃棄物協会が紛糾し、梅田佳暉会長の責任が追及される羽目となり辞任を表明、職を放棄した話が伝わってきた。
この協会には、福岡県職員OBの古賀宗次氏が専務理事として、監督する県と業者間のパイプ役として務めているが、今回の事件では業者側に立っているのか、福岡県警の捜査には非協力的だったようで、問題が大きくなっている。
今回ダイフクが放置したゴミ処理は、誰が指示したのか定かではないものの、不適切な処理でかなりの資金が浮いたといわれ、この資金の流れが捜査当局のターゲットになっているが、県と協会が裏で手を結び、隠ぺい工作に必死の様だ。
その一方で、捜査を打ち切ることを条件に、協会側が県警OB受け入れで妥協したという噂も流れ、大山鳴動してネズミが一匹も出てこなかったという話にもなっている。
市役所でも県庁でも、また県警でも、勤務して40歳の大台を過ぎると、定年時のポジションがほぼ予想出来、そうした中で再就職の道を探さなければならない職員に、どこからか甘い囁きが聞こえてくるのは、避けられないことなのかもしれない。


ちなみに、上記写真は今回の記事とは関係ありません。 続きを読む