愛の神様を祀る“祖母嶽神社”

神話の里・高千穂町の地域おこし協力隊となった福島優が、「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」を紹介しています。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークとは⇒http://www.fk-shinbun.co.jp/?p=25506

創立は不明ですが、祖母嶽下宮八社の一つとして、以前は祖母嶽大明神と呼ばれており、明治40(1907)年5月18日に「祖母嶽神社」と社名を改めました。祖母山の麓で標高700mほどの五ヶ所地区に位置しています。



神武天皇の船軍が東へ遠征の際、台風にあい転覆の危機になりました。そのとき西方の故国・添利山(そほり山・祖母山)を望み、海難が去ることを祈念したところ、荒れていた波がたちまち収まったという。以来、祖母嶽大明神を祀ったとの由緒が残っています。
祖母嶽神社の場所は、日子穂穂出見命(ひこほほでみのみこと/山幸彦)の居住跡とも伝えられており、御祭神は日子穂穂出見命とその配偶神・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)(http://www.fk-shinbun.co.jp/?p=25427)です。豊玉姫命は愛の神様と言われており、親子愛や家内安全のご利益があるとされています。



小さな神社ですが、地元の方々が日々きれいにされている、地域に親しまれている神社です。祖母山へ登られる際は、ぜひ一度お参りに行かれてください。

祖母・傾・大崩ユネスコエコパークHP
http://sobokatamuki-br-council.org/
高千穂町企画観光課 祖母嶽神社
https://www.town-takachiho.jp/top/kanko_bunka/kanko_supotto/766.html

福島優
九州自然歩道フォーラム事務局長/高千穂町地域おこし協力隊
https://kntf.jp/yuswalkhistory/

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