福岡大学・学長選挙直前

福岡大学の学長選挙の投票は9月15日に行なわれる。

学内外では、接待なども含めた集票活動や足の引っ張り合い、さらには怪文書も飛び交っているようだ。

企業の不祥事の場合、調査委員会終了後ウェブ上で報告書を公表するが、福岡大学は「若葉高校の移転問題」について第三者を含む調査委員会から提出された報告書を公開していない。

報告書では、学長ほか、副学長・事務局長・施設部長を含む執行部について「違法である」と認定している。

今回の学長選挙に立候補している5人のうち、副学長が2人含まれているということで、公表されたら選挙への影響は避けられないだろう。

あるOBは、「公表しないとだめだ。執行部が恥部を曝け出さなければ大学は変わらない。今回違法と認定された執行部は総辞職するしかない。」とつぶやいた。



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福岡大学の学長選挙

西日本最大級の規模を誇る福岡大学は、今年創立85周年を迎え、これまでに延べ26万6000人もの卒業生を社会に送り出しており、同大学の年間予算規模も1100億円を超え、いわゆるマンモス企業である。

4年前の平成27年12月に、学長に就任した山口政俊氏は「アクティブ福岡大学」を掲げ、積極的な大学運営を目指し、この3年半に新しい建物が、次々に整備したことは周知の事実である。

しかし、若葉高等学校の移転問題に端を発した山口氏の暴走に、学内からの不況和音が次第に大きくなってきており、今秋の学長選挙に関心が集まり始めている。
一歩間違えば訴訟問題に発展する可能性すら出てきたようだ。



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揺れる福岡大学

福岡大学の東京事務所に、文科省で局長勤務を経験した人物が、今年4月から事務所長として勤務しており、待遇が前任者給与の2倍との噂が、同窓会等に真しやかに流れ始め、大学上層部の暴走に批判が高まっている。

今や福岡大学の在学生規模は、九州一のマンモス大学と認められ、卒業生で構成されている有信会も、26万人を超えて各界で活躍しており、大学に対する発言力も次第に大きくなって、大学側も無視できない状態のようだ。

付属高校の移転問題も設計の段階から、情実が絡んでの受注が業界でも話題になり、秋に行なわれる学長選挙にも影響する模様で、現学長の再選が難しくなっている。



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